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騎馬戦で誰とチームを組むかそれぞれが誘い誘われていた。
11位のおれは165ポイント。できれば点数の高い人と組みたいが、互いの〝個性〟やチーム相性も考えた方がいいだろう。
2位の爆豪はモテモテだ。性格はアレだけど〝個性〟の汎用性に戦闘のセンスもある。性格はアレだけど。
そんな中、誰も誘って貰えないポツンと緑谷。
1位の緑谷は点数がべらぼうに高いがいかんせん〝個性〟の調節がまだできてないみたいだし、なにより1位故にここにいる全員が狙っている。
まぁ一緒に組むと必然的に狙われるもんな。ごめん、緑谷。おれも奪うつもりよ。
「砂藤!よかったら、おれとチーム組んでくれないか?」
「悪い!もう組んじまった」
「あー…そっかー。じゃあ試合でな」
「ヤオモモー!おれと…」
「すみません紙間さん」
うわぁ。出遅れた。
周りを見渡すとチームがどんどん決まっていく。
「紙間、俺達と組むか?」
「障子!ありがとう。是非是非!で、誰が騎手なの?」
「オイラだ」
「峰田が騎手か。ん?身長差けっこうあるけどバランス大丈夫か?」
「問題ない。俺がお前達を乗せる」
「???」
「紙間ちゃん、ここは障子ちゃんという大船に乗りましょう」
「???」
梅雨ちゃんの言葉の意味が解ったのはその後だった。
▼▽▼
《峰田チーム、まるで戦車だぜ!》
「すげぇ安定感。アッタカイ…」
小さい頃、父ちゃんにお馬さんやってもらったな。父ちゃん、狼男だけど。
作戦としては障子が奇襲をかけて一人だと思わせ
峰田がもぎもぎで足を止めて
おれが紙吹雪を舞わせて他チームの視界を混乱させて
梅雨ちゃんがベロでハチマキを奪う。
この作戦でハチマキはいくつも獲れた。
「よっしゃ!…峰田すごいな!このまま上位に行けるかも!」
「フフフ。もっと誉めてもいいんだぜ?」
この作戦を考えたのは峰田だ。
「緑谷チームはどうする?奪りたい」
「オイラも。けどさっき避けられたしな」
「あら?峰田ちゃんハチマキどうしたのかしら?」
いつの間にか峰田チームの持ち点プラス奪ったハチマキが忽然と消えた。
《さァ残り時間半分を切ったぞ!!》
「いい策だったからあなたでも組んだのに…。いつハチマキ失ったの」
「ハチマキハチマキ」ワタワタ
「メガネメガネみたいにやってもそこには落ちてないわよ紙間ちゃん」
「わかんねぇよ!!けど、これでもう失うもんはねぇ!あの2組のポイント!!全力でかすめ取るぞ」
これまで被膜に包まれていた暗闇が明けた。
狙いは緑谷チームと轟チーム。
「よっしゃ!オポッサム障子行け!!」
11位のおれは165ポイント。できれば点数の高い人と組みたいが、互いの〝個性〟やチーム相性も考えた方がいいだろう。
2位の爆豪はモテモテだ。性格はアレだけど〝個性〟の汎用性に戦闘のセンスもある。性格はアレだけど。
そんな中、誰も誘って貰えないポツンと緑谷。
1位の緑谷は点数がべらぼうに高いがいかんせん〝個性〟の調節がまだできてないみたいだし、なにより1位故にここにいる全員が狙っている。
まぁ一緒に組むと必然的に狙われるもんな。ごめん、緑谷。おれも奪うつもりよ。
「砂藤!よかったら、おれとチーム組んでくれないか?」
「悪い!もう組んじまった」
「あー…そっかー。じゃあ試合でな」
「ヤオモモー!おれと…」
「すみません紙間さん」
うわぁ。出遅れた。
周りを見渡すとチームがどんどん決まっていく。
「紙間、俺達と組むか?」
「障子!ありがとう。是非是非!で、誰が騎手なの?」
「オイラだ」
「峰田が騎手か。ん?身長差けっこうあるけどバランス大丈夫か?」
「問題ない。俺がお前達を乗せる」
「???」
「紙間ちゃん、ここは障子ちゃんという大船に乗りましょう」
「???」
梅雨ちゃんの言葉の意味が解ったのはその後だった。
▼▽▼
《峰田チーム、まるで戦車だぜ!》
「すげぇ安定感。アッタカイ…」
小さい頃、父ちゃんにお馬さんやってもらったな。父ちゃん、狼男だけど。
作戦としては障子が奇襲をかけて一人だと思わせ
峰田がもぎもぎで足を止めて
おれが紙吹雪を舞わせて他チームの視界を混乱させて
梅雨ちゃんがベロでハチマキを奪う。
この作戦でハチマキはいくつも獲れた。
「よっしゃ!…峰田すごいな!このまま上位に行けるかも!」
「フフフ。もっと誉めてもいいんだぜ?」
この作戦を考えたのは峰田だ。
「緑谷チームはどうする?奪りたい」
「オイラも。けどさっき避けられたしな」
「あら?峰田ちゃんハチマキどうしたのかしら?」
いつの間にか峰田チームの持ち点プラス奪ったハチマキが忽然と消えた。
《さァ残り時間半分を切ったぞ!!》
「いい策だったからあなたでも組んだのに…。いつハチマキ失ったの」
「ハチマキハチマキ」ワタワタ
「メガネメガネみたいにやってもそこには落ちてないわよ紙間ちゃん」
「わかんねぇよ!!けど、これでもう失うもんはねぇ!あの2組のポイント!!全力でかすめ取るぞ」
これまで被膜に包まれていた暗闇が明けた。
狙いは緑谷チームと轟チーム。
「よっしゃ!オポッサム障子行け!!」