入学式
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《私が投影された!!》
合否通知の封を開けると小さな灰皿っぽい見た目の電子機器が入っていた。
そこからオールマイトが投影され、椅子からひっくり返る。思いきり後頭部を打ち付けてしまった。
痛っっっってえ!!!
そんなおれの痛みをよそにオールマイトは続ける。
これリアルタイムじゃなくてビデオ的なあれだな。
《――紙間少女、合格だ!!雄英 が君のヒーローアカデミアだ!!》
と宣うオールマイトに手を伸ばしてみたけどホログラムなのですり抜けた。
先月の実技試験。
仮想敵 のロボをとにかく倒して倒して倒しまくってポイント稼ぎという試験にひたすら頑張った。乾燥で肌が痒かった。
敵ポイントだけじゃなく実は救助 ポイントも視野に入れていたらしい。
そういやロボの下敷きになった受験生を助けたな。
一人じゃ無理だったので近くにいた特徴的な腕をした大柄な男子受験生と協力した。むしろあの男子受験生の力が大きいだろう。
そっかー。合格かー。
「伊織、ちっと来なさい」
「父ちゃん」
男手ひとつでおれを育ててくれた父。
「突然だがお前には男になってもらう」
「は?突然すぎるわ。父ちゃん、おれ女。ちんちん付いてない」
「知ってる。だが伊織は男みたいなもんだろう」
ひどくないか!?けど否定できない。
「これから伊織は一人暮らしだろう?女の一人暮らしは何かと危険が伴うし、それにヒーローの大半は男だ。女やと敵によっては舐められる可能性もあるからな」
「そうか……」
▽▼▽
山の上に聳え立つは雲を突くほど高いビルヂングのような校舎。
「はぁぁ…広い…でかい…迷いそう…」
オラこんな学校に通うのか。村長の屋敷よりもでかくないか?
1‐Aのドアを開けるとメガネを掛けた男子が向かってきた。
「おはよう!ぼk…俺は私立聡明中学出身、飯田 天哉だ」
「おはよう。おれは紙間 伊織だ。これからよろしく飯田」
差し出された手に握手を返すと驚いた顔をされた。
え?もしや初っぱなからバレた?
「…初めて握手をしてもらえた…!」ジーン
あ、バレてなかった。良かった良かった。
一列5席となってるがこのクラスは21人だ。
となると一人だけ席が溢れる。見ると廊下から二番目の列が6席となっていて、そこがおれの席だった。おれだけお隣さんいないの寂しい。
その間にも飯田は教室にやってくる人に自己紹介をその度続けていた。ループしてる?
そんな中、突如現れたくたびれた不審な芋虫。
「担任の相澤 消太だ。よろしくね」
▽▼▽
「個性把握テストぉ!?」
入学もガイダンスもすっ飛ばしていきなり連れて来られたのはグラウンドで体力テスト。
「爆豪、〝個性〟を使ってボール投げしてみろ。思いっ切りな」
「んじゃまぁ……死ねぇ!!」
(((((……死ね???)))))
爆豪と呼ばれた男子が物騒な発言とともに〝個性〟で振りかぶったボールは705メートルという驚異的な数字を叩き出した。
「すげー面白そう!」
「こんな記録が出せたらって思うとなんかわくわくするな!」
「――面白そう…か」ニヤッ
「!?」
「ヒーローになる為の三年間、そんな腹づもりで過ごす気でいるのかい?」
おいおい、これはまさか。
相澤先生はトータル成績最下位は除籍処分すると言い出した。
「生徒の如何は先生 の自由。ようこそこれが――雄英高校ヒーロー科だ」
雄英の校風はなんでもありの【自由】だと。
自由すぎるが……何はともあれ全力でやるしかねぇ!!
合否通知の封を開けると小さな灰皿っぽい見た目の電子機器が入っていた。
そこからオールマイトが投影され、椅子からひっくり返る。思いきり後頭部を打ち付けてしまった。
痛っっっってえ!!!
そんなおれの痛みをよそにオールマイトは続ける。
これリアルタイムじゃなくてビデオ的なあれだな。
《――紙間少女、合格だ!!
と宣うオールマイトに手を伸ばしてみたけどホログラムなのですり抜けた。
先月の実技試験。
仮想
敵ポイントだけじゃなく実は
そういやロボの下敷きになった受験生を助けたな。
一人じゃ無理だったので近くにいた特徴的な腕をした大柄な男子受験生と協力した。むしろあの男子受験生の力が大きいだろう。
そっかー。合格かー。
「伊織、ちっと来なさい」
「父ちゃん」
男手ひとつでおれを育ててくれた父。
「突然だがお前には男になってもらう」
「は?突然すぎるわ。父ちゃん、おれ女。ちんちん付いてない」
「知ってる。だが伊織は男みたいなもんだろう」
ひどくないか!?けど否定できない。
「これから伊織は一人暮らしだろう?女の一人暮らしは何かと危険が伴うし、それにヒーローの大半は男だ。女やと敵によっては舐められる可能性もあるからな」
「そうか……」
▽▼▽
山の上に聳え立つは雲を突くほど高いビルヂングのような校舎。
「はぁぁ…広い…でかい…迷いそう…」
オラこんな学校に通うのか。村長の屋敷よりもでかくないか?
1‐Aのドアを開けるとメガネを掛けた男子が向かってきた。
「おはよう!ぼk…俺は私立聡明中学出身、飯田 天哉だ」
「おはよう。おれは紙間 伊織だ。これからよろしく飯田」
差し出された手に握手を返すと驚いた顔をされた。
え?もしや初っぱなからバレた?
「…初めて握手をしてもらえた…!」ジーン
あ、バレてなかった。良かった良かった。
一列5席となってるがこのクラスは21人だ。
となると一人だけ席が溢れる。見ると廊下から二番目の列が6席となっていて、そこがおれの席だった。おれだけお隣さんいないの寂しい。
その間にも飯田は教室にやってくる人に自己紹介をその度続けていた。ループしてる?
そんな中、突如現れたくたびれた不審な芋虫。
「担任の相澤 消太だ。よろしくね」
▽▼▽
「個性把握テストぉ!?」
入学もガイダンスもすっ飛ばしていきなり連れて来られたのはグラウンドで体力テスト。
「爆豪、〝個性〟を使ってボール投げしてみろ。思いっ切りな」
「んじゃまぁ……死ねぇ!!」
(((((……死ね???)))))
爆豪と呼ばれた男子が物騒な発言とともに〝個性〟で振りかぶったボールは705メートルという驚異的な数字を叩き出した。
「すげー面白そう!」
「こんな記録が出せたらって思うとなんかわくわくするな!」
「――面白そう…か」ニヤッ
「!?」
「ヒーローになる為の三年間、そんな腹づもりで過ごす気でいるのかい?」
おいおい、これはまさか。
相澤先生はトータル成績最下位は除籍処分すると言い出した。
「生徒の如何は
雄英の校風はなんでもありの【自由】だと。
自由すぎるが……何はともあれ全力でやるしかねぇ!!