体育祭
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「選手宣誓!」
朝礼台に立つは主審の18禁ヒーロー ミッドナイト。ボンテージを身に纏い、鞭をしならせる。
「18禁なのに高校にいていいのか」
「いい」
「おれ達まだ18歳じゃないからアウトだろ。まぁ雄英は自由な校風が売りだからいいのか…?」
おれが男として過ごしてるのも自由な校風のおかげだったりする。
それにミッドナイト先生には入学した時から色々と世話になっている。性的な意味ではない。
「選手代表、1-A 爆豪 勝己!」
えっ。爆豪、代表なの?
「どういう基準?」
「爆豪さんは入試で一位を取られたそうなので」
爆豪は入試の筆記実技含めて一位だったらしい。見た目や性格に反して文武両道だもんな。
「へぇ。あの入試をトップで……すげぇなぁ…。推薦のヤオモモの実技入試はどんなんだった?おれねー、敵に見立てたロボを倒していくやつ」
「わたくしはコースの険しい3㎞マラソンでしたわ」
ヤオモモとそんな話をしていたら普通科の生徒が呆れたように
「ヒーロー科の入試な」
と言い捨てた。
緊張感漂う中、爆豪がとんでもない宣誓をしでかした。
「せんせー……………俺が一位になる」
「「絶対やると思った!!」」
切島とハモりでツッコむ。
確かに爆豪が
スポーツマンシップに則り正々堂々~とか
仲間やライバルと共に切磋琢磨し~とか言ってるの想像できないけどさ!
ブーイング溢れる野次に向かって親指で首を掻っ切るような仕草で朝礼台から見下ろしてくる爆豪。
「せめて跳ねの良い踏み台になってくれ」
開会式が済んだや否やミッドナイト先生の背後にモニターが投影された。ドラムロールと共に投影画面には種目がルーレットのように流れる。
「さーて、それじゃ早速第一種目行きましょう」
流石雄英…もう早速やるのか…。麗日も同じ事を思ってたようだった。
「いわゆる予選よ!毎年ここで多くの者が
さて、運命の第一種目!今年は………………コレ!!」
ドラムロールの音が止むと同時にモニターには障害物競走と掲示。
▼▽▼
スタートラインには計11クラス集まった。
…………なーんか………大人数のわりにはスタートゲート………狭くね?
ミッドナイト先生が予選だと宣ってたので結果によっては落選も出る可能性がある。つまりここが最初のふるい。
合図と共に一斉に走り出すと前方から身に覚えのある冷気を感じ、咄嗟に跳躍する。
瞬時に広がっていく氷の道。こんな事が出来るのは一人しかいない。
狭すぎるスタートゲートを切り抜けた先にはやはりというか案の定、先頭を走る轟だった。
おれ以外にも氷をいなしていくのはやはりA組だ。同じクラスというだけあって分かってる。他科の何人かは反応が遅れてしまい、身動きがとれなくなっていた。
おれは撥水性の紙で造ったボードでバランスを取りつつ、人と人との間を縫ってスノボーのように滑って行く。山奥育ち、冬山の雪道やアイスバーンには慣れっこだ。
《さぁいきなり障害物だ!まずは手始め…第一関門 ロボ・インフェルノ!》
入試で出てきた0P敵が行く手を阻む。いや多すぎだろ。
ここを通るにはアレをどうにかしないとならない。
目の前のロボ数台のセンサーに紙で目隠しするとぴくりとも微動だにしなくなった。その隙に通り過ぎる。
入試と違って倒さなくていいとはありがたい。
「おい!あいつの周りのロボ、動かないぞ!故障か?」
「ラッキー!」
「おっといけね。外すの忘れてた」
ロボから目隠しを操作で外してあげた。
〈ターゲットロックオン!〉
後ろから叫び声が聞こえてきたが勝負の世界は厳しいモンなんだよ許せ。