体育祭
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相澤先生の怪我は酷い状態だと聞いて暫くは代理の先生だろうと思った矢先――
「お早う」
「相澤先生、復帰早ええええ!!プロすぎる!!」
「先生、無事だったのですね!!」
飯田よ、よろよろ歩きに顔から両腕まで包帯だらけのどこが無事なんだ。
明らかに出勤していい身体じゃない。
「相澤先生、それ生活できてんの?特に両腕」
「無事言うんかなぁ。アレ……」
おれと麗日の心配はどうでもいいと切り捨てた相澤先生は戦いはまだ終わってないとの言葉に教室内に神妙な空気が流れる。
「――雄英体育祭が迫ってる!」
「「「「「クソ学校っぽいの来たあああ!!」」」」」
体育祭に対して歓喜一色の中、切島から懸念の声があがる。そういうの一番燃えそうなのにな。
ただでさえ先日、マスコミに続いて敵に侵入されたばかりだ。
普通なら中止するだろう。
だが逆に開催することで雄英の危機管理体制が磐石だと示すらしい。
「何より雄英 の体育祭は……最大のチャンス。敵ごときで中止していい催しじゃねえ」
おれたちや相澤先生が生まれるずっと昔のこと。かつて全国が熱狂し、オリンピックと呼ばれたスポーツの祭典。しかし世の中に〝個性〟が発現してからは形骸化。
そのオリンピックに代わって全国が熱狂するのが雄英体育祭ということ。
その体育祭でプロヒーローがスカウト目的で見に来ることもあり、活躍によっては将来が拓けるチャンス。
「時間は有限。ヒーロー志すなら絶対に外せないイベントだ!」
▼▽▼
「プロに見て貰えるチャンスか…燃えてきたぜ!それにおれ、同い年のやつらとするの初めてなんだ。すっげー楽しみ!」
おれの言葉に障子がぱちくりとまばたきする。
「同い年って……紙間は中学どうしたんだ?」
「通ってたよ。おれの地元、田舎でさ複式学級の学校だったんだよね。中学じゃおれと同じ学年の子いなくておれ一人だったから」
運動会では他学年に混ざって競技に挑んでいた。
「そうか。楽しみだな」
「おう!障子も楽しみだな!」
同じように体育祭に向けて燃えるやつらもいた。
特に麗日。いつものうららかさがなく顔がアレだ。
「皆!!私!!頑張る!」
▼▽▼
昼休み。
メシ処でざる蕎麦を頼む。席けっこう埋まってるな。空いてる所は……………あった。
「隣いいか?」
「…ああ」
「ありがとう。失礼するぞ。あっ、轟も蕎麦なんだな。おれ、いつも弁当でさ今朝、冷蔵庫見たらちくわと味噌しかなくって。父ちゃんに仕送り頼んできたんだ。
いただきます!!」
こ、これは……美味い!流石ランチラッシュ!安価でこんな美味しいものを食べられるとは雄英バンザイだ。
とはいえ毎日だと嵩むな。
「月イチ……いや週イチ…」
轟がこっち見ていた。
「ここの料理毎日食べたいくらいすげー美味いな。おれ、一人暮らしだからさ食費云々考えたら仕送りの金のやりくr」「悪いけど」
「?」
「俺は友達作るつもりで来たんじゃない。馴れ合うつもりはねぇ」
轟の話し掛けんなオーラに気圧されてしまい、おれは大人しく蕎麦を啜った。初めての食堂デビューがこんなに気まずくなるとは。
蕎麦は美味しかった。
「お早う」
「相澤先生、復帰早ええええ!!プロすぎる!!」
「先生、無事だったのですね!!」
飯田よ、よろよろ歩きに顔から両腕まで包帯だらけのどこが無事なんだ。
明らかに出勤していい身体じゃない。
「相澤先生、それ生活できてんの?特に両腕」
「無事言うんかなぁ。アレ……」
おれと麗日の心配はどうでもいいと切り捨てた相澤先生は戦いはまだ終わってないとの言葉に教室内に神妙な空気が流れる。
「――雄英体育祭が迫ってる!」
「「「「「クソ学校っぽいの来たあああ!!」」」」」
体育祭に対して歓喜一色の中、切島から懸念の声があがる。そういうの一番燃えそうなのにな。
ただでさえ先日、マスコミに続いて敵に侵入されたばかりだ。
普通なら中止するだろう。
だが逆に開催することで雄英の危機管理体制が磐石だと示すらしい。
「何より
おれたちや相澤先生が生まれるずっと昔のこと。かつて全国が熱狂し、オリンピックと呼ばれたスポーツの祭典。しかし世の中に〝個性〟が発現してからは形骸化。
そのオリンピックに代わって全国が熱狂するのが雄英体育祭ということ。
その体育祭でプロヒーローがスカウト目的で見に来ることもあり、活躍によっては将来が拓けるチャンス。
「時間は有限。ヒーロー志すなら絶対に外せないイベントだ!」
▼▽▼
「プロに見て貰えるチャンスか…燃えてきたぜ!それにおれ、同い年のやつらとするの初めてなんだ。すっげー楽しみ!」
おれの言葉に障子がぱちくりとまばたきする。
「同い年って……紙間は中学どうしたんだ?」
「通ってたよ。おれの地元、田舎でさ複式学級の学校だったんだよね。中学じゃおれと同じ学年の子いなくておれ一人だったから」
運動会では他学年に混ざって競技に挑んでいた。
「そうか。楽しみだな」
「おう!障子も楽しみだな!」
同じように体育祭に向けて燃えるやつらもいた。
特に麗日。いつものうららかさがなく顔がアレだ。
「皆!!私!!頑張る!」
▼▽▼
昼休み。
メシ処でざる蕎麦を頼む。席けっこう埋まってるな。空いてる所は……………あった。
「隣いいか?」
「…ああ」
「ありがとう。失礼するぞ。あっ、轟も蕎麦なんだな。おれ、いつも弁当でさ今朝、冷蔵庫見たらちくわと味噌しかなくって。父ちゃんに仕送り頼んできたんだ。
いただきます!!」
こ、これは……美味い!流石ランチラッシュ!安価でこんな美味しいものを食べられるとは雄英バンザイだ。
とはいえ毎日だと嵩むな。
「月イチ……いや週イチ…」
轟がこっち見ていた。
「ここの料理毎日食べたいくらいすげー美味いな。おれ、一人暮らしだからさ食費云々考えたら仕送りの金のやりくr」「悪いけど」
「?」
「俺は友達作るつもりで来たんじゃない。馴れ合うつもりはねぇ」
轟の話し掛けんなオーラに気圧されてしまい、おれは大人しく蕎麦を啜った。初めての食堂デビューがこんなに気まずくなるとは。
蕎麦は美味しかった。