文化祭
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「なんつーか、いいな。こういうの。楽しいな」
次々と焼き上がるたこ焼きを見ていたら、ふと誰に言うでもなく、ぽつりと宣った。
周りを見ればあちこちから楽しいの声、表情、空気が充満してる。いつもと違う学校。いつもと違う、お祭り独特の雰囲気が漂う。
「まー、色々あったからな」
砂藤が言う。
「でもせっかくだし、父ちゃん招待したかったなぁ。おれらの晴れ舞台見せたかった」
緑谷から聞いたところだと、文化祭も体育祭のと同じように開催に危惧の声が上がっていたそうだ。それでも条件付きであるが、開催することが出来たのは校長はじめ多くの先生達が頑張ってくれたおかげだ。
「それに文化祭、はじめてだし」
「えっ。中学、あっただろ」
「なかったよ。人数の都合でな。その代わり、集落ぐるみでバザーとかそれっぽいやつはやった」
「複式学級出身だったか。確か」
「うん」
「離島とか山奥に生徒が一人しかいない学校ってやつか」
「おれが3年の時にはおれ入れると5人だったぞ。まぁ4人ともほぼ、後輩だけどな。授業以外であんま、関りなかったし」
なんなら小中ともどもイジメとかハブられたりとかされていたしな。まぁ、やり返したけど。相手が先輩だろーが後輩だろーが性別関係なくやられたらやり返す。あと父ちゃんをバケモノ扱いした奴等はぜってえ許さん。何があれは夜な夜な人を喰うバケモノ父娘だ。おれも父ちゃんも食わねーよ。カニバかよ。せいぜい鶏絞めたり野うさぎ捕まえたりするくらいだ。
雄英に来てからははじめて同級生が出来て、はじめて人間の友達が出来て、気軽にくだらないことしたり。はじめての連続だ。
「おれ、これまで友達は兎と猪と狸と狐と鹿と熊とかだったからさ」
「すごい友達だね☆」
「小さい頃は鹿に乗ったり、熊と相撲とったり」
「金太郎か!?」
砂藤にツッコまれる。
まさかりは担いでないぞ。
口田みたいに動物と意思疎通できる訳じゃないけど、なんとなくは分かる。勘で。
「また来年呼べばいいだろう」
「……だな!」
「紙間くんが生きる屍みたいになった時は本番まではどうなるかと思ったよ☆」
「まー、立ち直って良かったけどな」
青山と砂藤はおれが緊張して様子がおかしかったと思ってるらしい。
「そういえば、同時期に障子くんを避けていたようだったね?もしかしてケンカでもしていたのかい?☆」
「お゙ッおれは男だ!!!」
「いや、知ってるぜ!?どうした急に!?」
「……あ、間違えた。ケンカはしてない。仲良しだ」
青山ってマイペースでナルシストだけど、周りをよく見てる事あるんだよなぁ。
期末試験で麗日の恋心(?)を見抜いてたしな。
俗に言う勘のいいガキってやつか。
気を付けるべきは峰田だと思ってたけど、青山も要注意だな。いつ、おれが女だと感付かれるか……。
「紙間。爆豪のところに持っていけ」
「そうだな!ありがとう!それじゃ商売繁盛祈る!」
たこ焼きを受け取る。
これ以上ここにいるとボロが出そうなので、逃げるように去った。
伊織がいなくなって暫くすると、チーズたこ焼きとスイーツ焼きの美味しそうな匂いに釣られて客がわんさかやってきて大繁盛。
「チーズ入りお願い」
「俺も~」
「あたしは甘いの」
「両方」
次々と舞い込む注文に砂藤と障子は忙しなく焼いていく。口コミで広まっていき、どんどん増える客。
おいしいチーズたこ焼きをごちそうしてくれたお礼にチーズを置いて去ろうとしていた青山もあまりの混雑ぶりを見て行列整理を買って出たそうだ。
「ちょっと!割り込みは美しくないよ!ちゃんと並んで☆」
売れ筋ドン底だったたこ焼き屋は3人の活躍で売れ筋ナンバーワンだったとかないとか。
次々と焼き上がるたこ焼きを見ていたら、ふと誰に言うでもなく、ぽつりと宣った。
周りを見ればあちこちから楽しいの声、表情、空気が充満してる。いつもと違う学校。いつもと違う、お祭り独特の雰囲気が漂う。
「まー、色々あったからな」
砂藤が言う。
「でもせっかくだし、父ちゃん招待したかったなぁ。おれらの晴れ舞台見せたかった」
緑谷から聞いたところだと、文化祭も体育祭のと同じように開催に危惧の声が上がっていたそうだ。それでも条件付きであるが、開催することが出来たのは校長はじめ多くの先生達が頑張ってくれたおかげだ。
「それに文化祭、はじめてだし」
「えっ。中学、あっただろ」
「なかったよ。人数の都合でな。その代わり、集落ぐるみでバザーとかそれっぽいやつはやった」
「複式学級出身だったか。確か」
「うん」
「離島とか山奥に生徒が一人しかいない学校ってやつか」
「おれが3年の時にはおれ入れると5人だったぞ。まぁ4人ともほぼ、後輩だけどな。授業以外であんま、関りなかったし」
なんなら小中ともどもイジメとかハブられたりとかされていたしな。まぁ、やり返したけど。相手が先輩だろーが後輩だろーが性別関係なくやられたらやり返す。あと父ちゃんをバケモノ扱いした奴等はぜってえ許さん。何があれは夜な夜な人を喰うバケモノ父娘だ。おれも父ちゃんも食わねーよ。カニバかよ。せいぜい鶏絞めたり野うさぎ捕まえたりするくらいだ。
雄英に来てからははじめて同級生が出来て、はじめて人間の友達が出来て、気軽にくだらないことしたり。はじめての連続だ。
「おれ、これまで友達は兎と猪と狸と狐と鹿と熊とかだったからさ」
「すごい友達だね☆」
「小さい頃は鹿に乗ったり、熊と相撲とったり」
「金太郎か!?」
砂藤にツッコまれる。
まさかりは担いでないぞ。
口田みたいに動物と意思疎通できる訳じゃないけど、なんとなくは分かる。勘で。
「また来年呼べばいいだろう」
「……だな!」
「紙間くんが生きる屍みたいになった時は本番まではどうなるかと思ったよ☆」
「まー、立ち直って良かったけどな」
青山と砂藤はおれが緊張して様子がおかしかったと思ってるらしい。
「そういえば、同時期に障子くんを避けていたようだったね?もしかしてケンカでもしていたのかい?☆」
「お゙ッおれは男だ!!!」
「いや、知ってるぜ!?どうした急に!?」
「……あ、間違えた。ケンカはしてない。仲良しだ」
青山ってマイペースでナルシストだけど、周りをよく見てる事あるんだよなぁ。
期末試験で麗日の恋心(?)を見抜いてたしな。
俗に言う勘のいいガキってやつか。
気を付けるべきは峰田だと思ってたけど、青山も要注意だな。いつ、おれが女だと感付かれるか……。
「紙間。爆豪のところに持っていけ」
「そうだな!ありがとう!それじゃ商売繁盛祈る!」
たこ焼きを受け取る。
これ以上ここにいるとボロが出そうなので、逃げるように去った。
伊織がいなくなって暫くすると、チーズたこ焼きとスイーツ焼きの美味しそうな匂いに釣られて客がわんさかやってきて大繁盛。
「チーズ入りお願い」
「俺も~」
「あたしは甘いの」
「両方」
次々と舞い込む注文に砂藤と障子は忙しなく焼いていく。口コミで広まっていき、どんどん増える客。
おいしいチーズたこ焼きをごちそうしてくれたお礼にチーズを置いて去ろうとしていた青山もあまりの混雑ぶりを見て行列整理を買って出たそうだ。
「ちょっと!割り込みは美しくないよ!ちゃんと並んで☆」
売れ筋ドン底だったたこ焼き屋は3人の活躍で売れ筋ナンバーワンだったとかないとか。