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翌日。
提案が無事通り、どんなダンスに音楽にしようか皆で道すがら話していると、普通科の会話が聞こえてきた。
「ヒーロー科A組、ライブやるんだって。
嫌味のようなモノが含まれた言葉と視線がおれらに投げかけられる。
「いい気なものだよ。振り回してる張本人なのに」
▽▼▽
「――…ま。紙間!!」
Σ「おわぁ!?えっ!?あっ何だ!?」
心配そうに顔を覗き込む耳郎とヤオモモ。
あれ?いつの間に寮に。
「さっきからボーッとしちゃって、どうしたのさ」
「お疲れですか?」
「大丈夫、元気だ!」
「それならいいけど……アンタさぁ、バンド入ってくれない?さっきヤオモモから聞いたんだけど、サックス吹いてるんだって?」
以前、ヤオモモとの他愛ない話で
昔、ヒーロー音楽隊のイベントライブを見て、 かっこいい! とお小遣いはたいてサックスを買った。これまで楽器なんて授業でタンバリンかリコーダーしか使ったことないのに。めちゃくちゃ練習した。
「おれが?いやいやいや、確かにやってたけど、受験勉強でしばらく離れててそれ以来だからその……あれ……ブランクが…」
「つべこべ言わずにやれや」
爆豪が詰め寄ってきた。
「あいつらに言われっぱなしのままでいいんか。てめェもサックス吹いて粉砕する勢いで雄英全員の鼓膜をつんざき、ぶっ殺せ!!分かったらそのしみったれたツラいつまでもさらしてんじゃねー!」
「爆豪…」
「大丈夫!ブランクあってもウチが教える!」
「耳郎…ああ、やる!おれ、やるよ!」
と、いう訳でおれ、バンド決定。
その後もすったもんだの紆余曲折あったものの、バンドメンバーが決まった。
ボーカル兼ベース:耳郎
ギター1:上鳴
ギター2:常闇
キーボード:八百万
サックス:紙間
ドラム:爆豪
それ以外のやつらはダンスか演出のどっちかだ。
夜になってもまとまらないため途中、晩ご飯と風呂タイムを挟んだ。
「紙間!風呂入るぞ!男同士裸の付き合いしよう!」
切島が風呂に誘ってきた。
「えっやだ」キッパリ
バレるだろ。断るに決まってんだろ。
「即答かよ!!」
「オイ。さっさと風呂入んぞ。チビ紙は放っておけ」
偶然にも爆豪が助け舟を出してくれたことで事なきを得た。
「……助かったぁ」
「何が助かったんだ?」
Σ「どわぁ!?」
障子が不思議そうに見下ろしていた。
「いやっなんでもねえよ!」
「そうか?」
会議は深夜1時までに及んだ。
そしてようやく全役割決定した。
「おーい、紙間起きろー」
「おきてる…」
「いや目ェ開いてねえし」
「リビング、電気消すから。ほら、部屋戻らないと」
「おう………おやすみとーちゃん…」
「それはパパじゃなくて尾白だし、尻尾だ」
「おじろ……そうか…………おめでとう」
「えっ何が」
足取り覚束なくも、おれはなんとか部屋まで辿り着いた。眠気に抗えずそのまま寝てしまったため、風呂は次の日、早朝で済ませた。