仮免補講
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「「「「「ありがとうございましたァァアア!!!」」」」」
元気いっぱいに気持ちよくお礼を叫ぶ子供たちにおれ達はどういたしましてと手を振り返す。
ケミィさんを総スカンしていた女の子は補講を通して仲良くなった。マボロキくんを見せたのが良かったみたい。やべ、思い出したら笑いが…!
「伊織!またドラゴン乗せてくれよ!」
「呼びすてかよ。いいぞ。ただし、もう二度と先生を困らせたりするんじゃねーぞ」
「ジジイの遊び、今度教えてよ!」
「おい、ジジイじゃなくてお兄さんだ。覚えとけ子供」
「また会える?カードゲームしようぜ!」
「おっ、いいな」
昔集めたヒーローカード、まだ取ってあるかな。父ちゃんに連絡してみよう。
心を開いてくれた子供たちは大満足で帰って行った。
「またなー!」
――こうしてはちゃめちゃにホッコリな仮免講習は無事に幕を終えた。
▽▼▽
講習を終えて、ギャングオルカの元へ集まり話を聞く。
「“協力して子供らの心を掌握せよ”
アバウトな課題に対し、よく努めた」
(((((アバウトな自覚あったんかい)))))
いつもは厳しいギャングオルカが珍しく誉めてくれる。嬉しい。
しかし、途中でハッとしたギャングオルカは慌てたように暴言を吐いた。なんで?さっきまで誉めてたよな。
「根は子供好きなんスよ、彼。無理してんスよ」
ああ、なるほど。キャラ作りってやつか。大変だな。
そしてマイク先生、誰に話し掛けんの。
さーてと、帰りの準備するか。
「紙間くん。ちょっとよろしいでしょうか?」
目良さんに呼び止められた。
▼▽▼
目良さんの話を聞いて、おれは目を見張った。
仮免試験時に会ったケミィさんはなんとトガヒミコだった。本物のケミィさんは眠らされていたらしい。
「トガヒミコは対象物の血液を摂取して、その対象物に成り変わる事が出来ます。仮免試験の時に彼女に怪我を負わされたりとかは」
「ないです」
「そうですか。それと……君が前、仰ってたアレですが…」
おれは士傑への引き抜きかと思っていたが、正体がトガヒミコと分かれば話が変わる。
あれは士傑においで、じゃなくて
「恐らく君が幼い頃に
「
それだけは何があってもねじ曲げる事はない。
それに疑いも晴らさなきゃならねえしな。
「念のために言っておきますが…」
「?」
「トガヒミコ及び他の連合メンバーに万が一、会っても手は出さないでください。約束できますね?」
「しませんよ!!つか、あれは若気の至り的なモンで…」
――『オール・フォー・ワンを倒します!』
「どうも君は猪突猛進な所があるようですからね」
「れっ冷静な猪突猛進になります!」
「(冷静な猪突猛進とは)」