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実況者のみんなと過ごす貴方の名前
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gr side
インカム越しに人々の悲鳴や轟く轟音、仲間たちの怒号のような声が聞こえてくる。
何度も乗り越えてきた戦争。慌てず、焦らずその場の状況を聞いて次々と指示を出す。これももう慣れたものだ。
だが、今回はいつも通りとはいかなかった。
大先生、ショッピ、チーノ、コネシマが別の任務で遠征に行ってしまっていて、戦線に出れる人数が限られてしまっている。
そのせいか少し相手側に押され気味で、いつにも増して殺伐としていた。
前衛部隊、第二部隊の隊長であるシャオロンが危険な状態にあるとの報告を受け、すぐ近くで戦っていた特攻部隊にシャオロンの元へ行くよう指示を出す。
もっと早く助ける方法はないのか?だがそんなことを考える間もなくまた次の指示を出していく。
特攻部隊隊長のロコルヤに指示を出してから少し経った頃。
シャオロンを保護し、第二部隊を連れ一旦引いたとの連絡が入り安堵する。
でもその安堵もつかの間だった。
次の瞬間
rk「危ない!!」
ロコルヤの通信機から爆音が響いた
gr「ロコルヤ!?」
rk「ゲホッゲホッ...敵がガス爆弾を投げてきた...」
ロコルヤは激しく咳き込みながらそう報告した。
爆弾からはガスが出ており、ロコルヤはそのガスを吸ってしまっていた。
ロコルヤがへまをしてガスを吸うなんて珍しいな...
それが有毒かどうかは分からないが万が一の可能性を考慮して、近くのトントン達を向かわせることにした。
gr「トントン、ロコルヤを助けに行ってくれ。今3番街でシャオロンと一緒にいるはずだ」
tn「わかった。すぐ行く」
トントンに指示を出した直後、通信機越しにロコルヤが一層激しく咳き込んだかと思ったら、びちゃっという液体が地面に落ちるような音がした。
gr「ロコルヤ?」
ロコルヤのインカムからは何も聞こえなくなった
___________________
rk side
グルッペンからの指示に従い、シャオロンの元へ急ぐ
指定された場所に着くと、第二部隊は壊滅状態で、シャオロンも瀕死状態だった。
自分の部隊に指示をし、シャオロンを保護する。まだ生きている第二部隊を引き連れ一旦その場から引いた
rk「シャオロン!シャオロン!」
呼びかけるが応答はない。意識はあるようだが応えるほどの元気はないようだ。息も荒い。
急いでその場の状況をグルッペンに報告し、シャオロンをペ神の元へ運ぼうとしたその時だった
敵が何かを投げた。あれは…爆弾?
着弾地点と思われる場所に逃げ遅れた第二部隊の隊員がいた。
rk「危ない!!」
咄嗟にその隊員を抱えて物陰に隠れる。
一秒も経たない瞬間に大きな爆音と爆風が飛んできて、危うく飛ばされそうになった
敵軍が爆弾を投げたようだった。爆発した箇所からモクモクとガスがたちこもってくるのが見える
まずい。あのガスは恐らく有毒だろう。隊員の方はガスマスクを持っているようだが何故かシャオロンはガスマスクを持っていない。
それならばと自分のマスクを外してシャオロンの顔に取りつける。
自分の顔を覆う暇もなく一面ガスに包まれてしまった。
gr「ロコルヤ!?」
rk「ゲホッゲホッ…敵が爆弾を投げてきた…」
問いかけてきたグルッペンに報告後、走り出そうとするが足が思うように動かない。
仕方ないので特攻部隊で一番足が速い第三分隊長にシャオロンを任せ先へ行くよう指示を出した
何回か激しく咳き込む。足元がおぼつかない。
さらに強く咳き込むと、口を抑えた手には血がついていた
とうとう立つことすらままならなくなり倒れ込む
遂には意識も保てなくなる。恐らく全てこの有毒ガスのせいだろう。体から血の気が引いていくような感覚に陥る。
そしてはっきりわかった。もう自分は死ぬのだと。
思ったよりも早く死んじゃったななんて呑気なことを考えながら、死ぬとわかった瞬間、不意に走馬灯が見えた。
-----------------------------
rk「いやー…本当に美味しそうに食べるね」
gr「お前には分からないだろうけどな!」
rk「あ?…まあ甘いものは好きではないからな〜」
rk「あ、グルさんクリームついてる笑」
満面の笑みでスイーツを食べるグルさんの頬にゆっくり手を伸ばし、クリームを取って舐めた。
rk「取れた……んっ!?」
顔を近づけた時いきなり頭を抑えられ、驚くほど柔らかい唇の感触がした。
rk「はぁッ………もう、急にしないで」
gr「〝グルさん〟じゃなくて〝グルッペン〟って言ったろ?」
rk「…グルッペン。」
gr「それでよし。」
rk「……」
gr「なあ、ロコルヤ。」
rk「?」
gr「これから先の人生、俺の隣で一緒に歩んでくれないか?」
rk「そ、それって…」
gr「俺と結婚してくれ」
rk「〜〜〜〜ッはい!!」
ずっとずっと待っていたその言葉に。目の前の愛しい人の表情に。私は絶大な歓喜を感じずにいられなかった。
-----------------------------
婚約指輪まで貰ったのに死んじゃうなんて最低だな。せめて最期にグルッペンに会いたかったな。
最期の最期で大好きな人への愛が溢れてとまらない。
もし、本当に〝来世〟があるのなら
私はまた、貴方の隣にいたい。今度は、戦争なんてない平和な世界で。
朦朧とする意識の中トントンがこちらに走ってくるのが見えた
_________________
gr side
何とか戦争に勝つことができた。シャオロンも命に別条はないらしい。
だが、それ以上に心配なことがあった。
ペ神が治療を行っているが、未だ回復の兆しが見えないらしい。多忙の為なかなか病室にも行けず不安でしょうがない
ある程度後片付けが終わった時、ペ神から連絡が入る
sn「ロコルヤの容態が急変した」
gr「(そんなはずは…絶対、絶対大丈夫だ…!)」
嫌な予感が頭をよぎるが振り払い、病室へと走る
あの丈夫なロコルヤの事だ。簡単には死なないだろう
以前任務先の工場が誤って爆発した事件に巻き込まれてもピンピンしていたし…
そう信じるが、病室に着いた時にはもう既にロコルヤは息をひきとっていた。
その顔はまるで眠っているようでそれでいて美しかった
__________________
あれから何日経ったかも忘れてしまった。
誰もいない部屋に一人でずっと閉じこもっていた
自分の指示のせいで死んでしまったのか?俺がロコルヤを殺してしまったのか?
自責の念に駆られ、何にも手がつかない。
どこからか吹く強い風のせいで目の縁がヒリヒリと痛む。
机の上には太陽の光に反射してキラキラと輝く婚約指輪が二つ並んで置いてあった。
インカム越しに人々の悲鳴や轟く轟音、仲間たちの怒号のような声が聞こえてくる。
何度も乗り越えてきた戦争。慌てず、焦らずその場の状況を聞いて次々と指示を出す。これももう慣れたものだ。
だが、今回はいつも通りとはいかなかった。
大先生、ショッピ、チーノ、コネシマが別の任務で遠征に行ってしまっていて、戦線に出れる人数が限られてしまっている。
そのせいか少し相手側に押され気味で、いつにも増して殺伐としていた。
前衛部隊、第二部隊の隊長であるシャオロンが危険な状態にあるとの報告を受け、すぐ近くで戦っていた特攻部隊にシャオロンの元へ行くよう指示を出す。
もっと早く助ける方法はないのか?だがそんなことを考える間もなくまた次の指示を出していく。
特攻部隊隊長のロコルヤに指示を出してから少し経った頃。
シャオロンを保護し、第二部隊を連れ一旦引いたとの連絡が入り安堵する。
でもその安堵もつかの間だった。
次の瞬間
rk「危ない!!」
ロコルヤの通信機から爆音が響いた
gr「ロコルヤ!?」
rk「ゲホッゲホッ...敵がガス爆弾を投げてきた...」
ロコルヤは激しく咳き込みながらそう報告した。
爆弾からはガスが出ており、ロコルヤはそのガスを吸ってしまっていた。
ロコルヤがへまをしてガスを吸うなんて珍しいな...
それが有毒かどうかは分からないが万が一の可能性を考慮して、近くのトントン達を向かわせることにした。
gr「トントン、ロコルヤを助けに行ってくれ。今3番街でシャオロンと一緒にいるはずだ」
tn「わかった。すぐ行く」
トントンに指示を出した直後、通信機越しにロコルヤが一層激しく咳き込んだかと思ったら、びちゃっという液体が地面に落ちるような音がした。
gr「ロコルヤ?」
ロコルヤのインカムからは何も聞こえなくなった
___________________
rk side
グルッペンからの指示に従い、シャオロンの元へ急ぐ
指定された場所に着くと、第二部隊は壊滅状態で、シャオロンも瀕死状態だった。
自分の部隊に指示をし、シャオロンを保護する。まだ生きている第二部隊を引き連れ一旦その場から引いた
rk「シャオロン!シャオロン!」
呼びかけるが応答はない。意識はあるようだが応えるほどの元気はないようだ。息も荒い。
急いでその場の状況をグルッペンに報告し、シャオロンをペ神の元へ運ぼうとしたその時だった
敵が何かを投げた。あれは…爆弾?
着弾地点と思われる場所に逃げ遅れた第二部隊の隊員がいた。
rk「危ない!!」
咄嗟にその隊員を抱えて物陰に隠れる。
一秒も経たない瞬間に大きな爆音と爆風が飛んできて、危うく飛ばされそうになった
敵軍が爆弾を投げたようだった。爆発した箇所からモクモクとガスがたちこもってくるのが見える
まずい。あのガスは恐らく有毒だろう。隊員の方はガスマスクを持っているようだが何故かシャオロンはガスマスクを持っていない。
それならばと自分のマスクを外してシャオロンの顔に取りつける。
自分の顔を覆う暇もなく一面ガスに包まれてしまった。
gr「ロコルヤ!?」
rk「ゲホッゲホッ…敵が爆弾を投げてきた…」
問いかけてきたグルッペンに報告後、走り出そうとするが足が思うように動かない。
仕方ないので特攻部隊で一番足が速い第三分隊長にシャオロンを任せ先へ行くよう指示を出した
何回か激しく咳き込む。足元がおぼつかない。
さらに強く咳き込むと、口を抑えた手には血がついていた
とうとう立つことすらままならなくなり倒れ込む
遂には意識も保てなくなる。恐らく全てこの有毒ガスのせいだろう。体から血の気が引いていくような感覚に陥る。
そしてはっきりわかった。もう自分は死ぬのだと。
思ったよりも早く死んじゃったななんて呑気なことを考えながら、死ぬとわかった瞬間、不意に走馬灯が見えた。
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rk「いやー…本当に美味しそうに食べるね」
gr「お前には分からないだろうけどな!」
rk「あ?…まあ甘いものは好きではないからな〜」
rk「あ、グルさんクリームついてる笑」
満面の笑みでスイーツを食べるグルさんの頬にゆっくり手を伸ばし、クリームを取って舐めた。
rk「取れた……んっ!?」
顔を近づけた時いきなり頭を抑えられ、驚くほど柔らかい唇の感触がした。
rk「はぁッ………もう、急にしないで」
gr「〝グルさん〟じゃなくて〝グルッペン〟って言ったろ?」
rk「…グルッペン。」
gr「それでよし。」
rk「……」
gr「なあ、ロコルヤ。」
rk「?」
gr「これから先の人生、俺の隣で一緒に歩んでくれないか?」
rk「そ、それって…」
gr「俺と結婚してくれ」
rk「〜〜〜〜ッはい!!」
ずっとずっと待っていたその言葉に。目の前の愛しい人の表情に。私は絶大な歓喜を感じずにいられなかった。
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婚約指輪まで貰ったのに死んじゃうなんて最低だな。せめて最期にグルッペンに会いたかったな。
最期の最期で大好きな人への愛が溢れてとまらない。
もし、本当に〝来世〟があるのなら
私はまた、貴方の隣にいたい。今度は、戦争なんてない平和な世界で。
朦朧とする意識の中トントンがこちらに走ってくるのが見えた
_________________
gr side
何とか戦争に勝つことができた。シャオロンも命に別条はないらしい。
だが、それ以上に心配なことがあった。
ペ神が治療を行っているが、未だ回復の兆しが見えないらしい。多忙の為なかなか病室にも行けず不安でしょうがない
ある程度後片付けが終わった時、ペ神から連絡が入る
sn「ロコルヤの容態が急変した」
gr「(そんなはずは…絶対、絶対大丈夫だ…!)」
嫌な予感が頭をよぎるが振り払い、病室へと走る
あの丈夫なロコルヤの事だ。簡単には死なないだろう
以前任務先の工場が誤って爆発した事件に巻き込まれてもピンピンしていたし…
そう信じるが、病室に着いた時にはもう既にロコルヤは息をひきとっていた。
その顔はまるで眠っているようでそれでいて美しかった
__________________
あれから何日経ったかも忘れてしまった。
誰もいない部屋に一人でずっと閉じこもっていた
自分の指示のせいで死んでしまったのか?俺がロコルヤを殺してしまったのか?
自責の念に駆られ、何にも手がつかない。
どこからか吹く強い風のせいで目の縁がヒリヒリと痛む。
机の上には太陽の光に反射してキラキラと輝く婚約指輪が二つ並んで置いてあった。
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