リョウリ×キラメキ×ミズミシキ
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「いいかい?念はイメージが大事だ♠️今、リルはダボダボの服を着ている。それをより肌にピッタリ近づける事をイメージしてみて❤️」
スッとリルが目を閉じ、ヒソカの言ったことを忠実に再現してみる。
みるみるとリルの周りに漂っていたオーラが凝縮され、リルの周りに静かに力強く漂った。
「いいねぇ❤️やっぱりリル、センスあるよ❤️」
一度言っただけなのに、すぐにそれを体現出来たリルを見て、ヒソカがうっとりとした表情をする。
「それが纒ていうんだ。どんな感じ?♦️」
「ニギリズシ」
ギュギュッと凝縮されたオーラを纏っている感じは、自身が先ほどまで作っていたニギリズシを作るようだとリルは言った。
独特な表現だなとヒソカは思ったが、構わず続けた。
「じゃあ、次は練をやってみようか❤️」
コクリとリルが頷く。
「今度は体の中にあるオーラを練り上げる…そうだな…体の中で水をかき混ぜるように、ぐるぐると練り上げるイメージ♠️」
リルに伝わる言葉を選びながらヒソカが身振り手振りを添えて教える。
「水…ぐるぐる…」
「その水がだんだん重くなってくる♣️」
「重い…」
「そしてその水を一気に全身から噴きださせるイメージ♠️」
カッとリルが目を見開くと、勢いよくリルの体からオーラが噴き出した。
その勢いはリルの髪や服を大きく靡かせる程だった。
その様を見てヒソカの背中にゾクゾクとしたものが這い上がる。
試験会場の外で2次試験の様子を伺っていたサトツも驚いた様子で目を見開いてリルを見ている。
(彼女は…一体…?!)
「…うん❤️もういいよ❤️」
湧き上がる殺気を必死で抑え、リルに練をやめるよう指示を出す。
靡いていた髪と服がふわりと元に戻ると、リルが口を開いた。
「できた?」
「完璧だ❤️」
褒めるようにリルの髪を撫でると、リルは嬉しそうに口元を綻ばせた。
「じゃあ次は水見式をやってみようか❤️」
そう言い、ヒソカが調理場からグラスを1つ拝借し、水を注ぎ葉っぱを一枚浮かばせた。
「いいかい、このグラスに手をかざして、さっきやった練をしてみて❤️」
リルがグラスに手をかざし言われた通りに練を行う。
ーパァン!ーーー
「ーっ!❤️」
水の入ったグラスは粉々に砕け散り、四方八方にそのかけらが飛び散る。
その反応を見たヒソカは、目を見開き、驚いた顔をしていたが、すぐに口元に妖しい笑みを浮かべた。
(特質系…❤️それとも、力加減のできなかった強化系かな…?どちらにしてもイイ反応❤️)
グラスの反応から見て、ヒソカの見解は特質系。
しかし、強化系で、尚且つオーラが強固であれば、水の勢いでグラスが割れることもある。
もう一度、今度は力加減を教えてやってみよう❤️そうヒソカが言おうとした時、リルの泣きそうな声が聞こえた。
「ヒソカ…イタイ…」
両手の掌をヒソカに差し出すリル。
その掌には、リルの発により粉々に砕かれたグラスの破片が無数に突き刺さり血が出ていた。
顔にも当たっているのか、リルの顎に血が流れてきていた。
「あぁ…刺さっちゃったんだね♠️みてあげるからおいで♠️」
リルの前髪を掻き分け、頬についている傷を見る。
前髪が掻き分けられたことによる眩しさで、リルは目を閉じた。
「リル、目に入ってるとイケナイから、目を開けて♦️」
ヒソカに促され、ゆっくりとリルが目を開ける。
リルの頬から顎に垂れた血がポタリと落ち、土に染み込んでいく。
幼さの残る顔立ちに、大きな瞳。
一見すると、黒い瞳だが、覗き込むように見ればその瞳の奥は七色に輝いている。
モルフォン蝶の羽のように、見る角度によって変化する色。
その幻想的な美しさにヒソカは思わず息を飲む。
「ヒソカ…?」
黙って自分をじっとみているヒソカをリルが不思議そうに首をかしげる。
また瞳の奥の色が煌めいた。
「リル…その瞳は?」
ヒソカが自分の目を指して聞いた。
「メ?」
そう言ってリルは髪を分けながら自分の顔を川の水面に映した。
しかし、水面には瞳の奥の色までは映っておらず、ただの黒い瞳が映っているだけだった。
いつもと変わらない自身の目を見て、リルは首をかしげる。
「ヒソカ、同じ。なにか、へん?」
「同じじゃないよ♣️すごく綺麗だ❤️」
「キレイ?」
「褒め言葉さ❤️」
ヒソカの褒め言葉にリルは笑顔になったが、ズキンと掌が痛み、自身の掌に目を伏せた。
「あぁ、破片を抜かなくちゃね♦️」
そう言ってヒソカはリルの掌に自身の掌を重ね合わせた。
リルの掌をヒソカのオーラが包み込んだ瞬間、ぐいっと引っ張られるようにして、掌に刺さった破片が全て抜けた。
「スゴイ!ヒソカ!アリガト!」
ヒソカの伸縮自在の愛(バンジーガム)を間近で見たリルは驚き、喜んだ。
しかし傷が癒えた訳ではない掌を見て、思いついたようにリルが走り出した。
「レオ!ばんそーこー!」
レオリオに絆創膏を貰ってくると言って、駆け出したリルの背中を見ながらヒソカはゾクゾクとした快感を抑えようとしていた。
(あぁ…本当にイイねぇ…リルはまだまだ成長する…それにあの目❤️ボクのものにしたいナ❤️)
スッとリルが目を閉じ、ヒソカの言ったことを忠実に再現してみる。
みるみるとリルの周りに漂っていたオーラが凝縮され、リルの周りに静かに力強く漂った。
「いいねぇ❤️やっぱりリル、センスあるよ❤️」
一度言っただけなのに、すぐにそれを体現出来たリルを見て、ヒソカがうっとりとした表情をする。
「それが纒ていうんだ。どんな感じ?♦️」
「ニギリズシ」
ギュギュッと凝縮されたオーラを纏っている感じは、自身が先ほどまで作っていたニギリズシを作るようだとリルは言った。
独特な表現だなとヒソカは思ったが、構わず続けた。
「じゃあ、次は練をやってみようか❤️」
コクリとリルが頷く。
「今度は体の中にあるオーラを練り上げる…そうだな…体の中で水をかき混ぜるように、ぐるぐると練り上げるイメージ♠️」
リルに伝わる言葉を選びながらヒソカが身振り手振りを添えて教える。
「水…ぐるぐる…」
「その水がだんだん重くなってくる♣️」
「重い…」
「そしてその水を一気に全身から噴きださせるイメージ♠️」
カッとリルが目を見開くと、勢いよくリルの体からオーラが噴き出した。
その勢いはリルの髪や服を大きく靡かせる程だった。
その様を見てヒソカの背中にゾクゾクとしたものが這い上がる。
試験会場の外で2次試験の様子を伺っていたサトツも驚いた様子で目を見開いてリルを見ている。
(彼女は…一体…?!)
「…うん❤️もういいよ❤️」
湧き上がる殺気を必死で抑え、リルに練をやめるよう指示を出す。
靡いていた髪と服がふわりと元に戻ると、リルが口を開いた。
「できた?」
「完璧だ❤️」
褒めるようにリルの髪を撫でると、リルは嬉しそうに口元を綻ばせた。
「じゃあ次は水見式をやってみようか❤️」
そう言い、ヒソカが調理場からグラスを1つ拝借し、水を注ぎ葉っぱを一枚浮かばせた。
「いいかい、このグラスに手をかざして、さっきやった練をしてみて❤️」
リルがグラスに手をかざし言われた通りに練を行う。
ーパァン!ーーー
「ーっ!❤️」
水の入ったグラスは粉々に砕け散り、四方八方にそのかけらが飛び散る。
その反応を見たヒソカは、目を見開き、驚いた顔をしていたが、すぐに口元に妖しい笑みを浮かべた。
(特質系…❤️それとも、力加減のできなかった強化系かな…?どちらにしてもイイ反応❤️)
グラスの反応から見て、ヒソカの見解は特質系。
しかし、強化系で、尚且つオーラが強固であれば、水の勢いでグラスが割れることもある。
もう一度、今度は力加減を教えてやってみよう❤️そうヒソカが言おうとした時、リルの泣きそうな声が聞こえた。
「ヒソカ…イタイ…」
両手の掌をヒソカに差し出すリル。
その掌には、リルの発により粉々に砕かれたグラスの破片が無数に突き刺さり血が出ていた。
顔にも当たっているのか、リルの顎に血が流れてきていた。
「あぁ…刺さっちゃったんだね♠️みてあげるからおいで♠️」
リルの前髪を掻き分け、頬についている傷を見る。
前髪が掻き分けられたことによる眩しさで、リルは目を閉じた。
「リル、目に入ってるとイケナイから、目を開けて♦️」
ヒソカに促され、ゆっくりとリルが目を開ける。
リルの頬から顎に垂れた血がポタリと落ち、土に染み込んでいく。
幼さの残る顔立ちに、大きな瞳。
一見すると、黒い瞳だが、覗き込むように見ればその瞳の奥は七色に輝いている。
モルフォン蝶の羽のように、見る角度によって変化する色。
その幻想的な美しさにヒソカは思わず息を飲む。
「ヒソカ…?」
黙って自分をじっとみているヒソカをリルが不思議そうに首をかしげる。
また瞳の奥の色が煌めいた。
「リル…その瞳は?」
ヒソカが自分の目を指して聞いた。
「メ?」
そう言ってリルは髪を分けながら自分の顔を川の水面に映した。
しかし、水面には瞳の奥の色までは映っておらず、ただの黒い瞳が映っているだけだった。
いつもと変わらない自身の目を見て、リルは首をかしげる。
「ヒソカ、同じ。なにか、へん?」
「同じじゃないよ♣️すごく綺麗だ❤️」
「キレイ?」
「褒め言葉さ❤️」
ヒソカの褒め言葉にリルは笑顔になったが、ズキンと掌が痛み、自身の掌に目を伏せた。
「あぁ、破片を抜かなくちゃね♦️」
そう言ってヒソカはリルの掌に自身の掌を重ね合わせた。
リルの掌をヒソカのオーラが包み込んだ瞬間、ぐいっと引っ張られるようにして、掌に刺さった破片が全て抜けた。
「スゴイ!ヒソカ!アリガト!」
ヒソカの伸縮自在の愛(バンジーガム)を間近で見たリルは驚き、喜んだ。
しかし傷が癒えた訳ではない掌を見て、思いついたようにリルが走り出した。
「レオ!ばんそーこー!」
レオリオに絆創膏を貰ってくると言って、駆け出したリルの背中を見ながらヒソカはゾクゾクとした快感を抑えようとしていた。
(あぁ…本当にイイねぇ…リルはまだまだ成長する…それにあの目❤️ボクのものにしたいナ❤️)