このサイトは1ヶ月 (30日) 以上ログインされていません。 サイト管理者の方はこちらからログインすると、この広告を消すことができます。

マスター×KAITO

ふっと周りが光に包まれる。
それで判った。マスターだ。



『どうしまシタ? マスター』

[何だか悪いな。お前だけまだ内部型ってのは]


マスターの声は聞こえない。
僕の視界に文字となって映る。



『僕ハ歌うダケで満足デス』

[そうは言ってもな…気になるから]

『気ニナル?』

[俺はお前に、もっと色んなことを見てほしいんだよ。やっぱり人型買うか]

『マスターにはお金がないハズでは?』

[…そう痛い事を言うな]

『スミマセン』

[近い内にお前の購入記念日があったな?]

『初期起動日デスネ 今から168時間38分59秒後デス』

[約一週間後か…。いいか、お前その日を楽しみにしとけ]

『楽しみとはドノ様にスレバよいのデスカ』

[…笑っとけ]

『プログラム了解しまシタ』

[じゃあ、また明日な。おやすみ、カイト]

『おやすみナサイ マスター』
1/2ページ
スキ