笑って、テレポーテーション。
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「お邪魔しましたー!」
「気をつけてね」
「おら、行くぞ」
光己さんと勝さんに見送られ、挨拶をしてかっちゃんと共に外に出る。
隣に並ぶかっちゃんは、いつの間にか学生ズボンからハーフパンツに履き替えていて、きっとこの後ランニングでもして帰るんだろうなぁということがうかがえる。
私はと言うと、親が爆豪家に迎えに来るのが遅くなるというので、ここいらでお暇したのだ。やぁ、夜勤とか緊急性のあるお仕事って大変だなぁと、ぼんやりと考える。
隣を歩くかっちゃんとは大した会話もなくて、でもその沈黙は苦ではないので、この短い距離の散歩を楽しむことにする。
私の家は、出久の家とはまた違うマンションにある。オートロック式の扉がついているから防犯上も危なくはないと思うんだけど、それでもかっちゃんは毎回、オートロックの扉を一緒にくぐって、玄関の前まで着いてくる。昔エレベーターが怖いって泣いたからかなぁ。律儀に今でも付き合ってくれているかっちゃんに、ふふ、と笑みがもれた。
「じゃ、今日もありがとうございました」
「さっさと家ん中入れ」
玄関に鍵をさして、それが開いたことを確認してから、かっちゃんに向き直る。かっちゃんは私に顎をしゃくって、追い払うようにするので、「はぁい」と返事をしてから、手を振った。
かっちゃんは、私がきちんと鍵を閉めるのを確認するまで、扉の前を動かない。マンションの廊下は結構音が響くので、足音がするとわかるのだ。静かな夜だと、特に。
今日もやっぱりそのようで、私が鍵をかけてドアスコープを覗くと、かっちゃんが去っていくのが見えた。
「さて、と」
お風呂に栓をして、湯を貼る。その間に洗濯物を籠に出してしまって、空のお弁当箱は洗っておく。脱いだセーラー服はハンガーにひっかけて、あとはお湯はりが終わるまで、ソファに座ってスマホでもいじることにした。
なにか面白いニュースとかないかな~とネットサーフィンをしてみてもめぼしい情報は得れず。ならいっか、と適当なサイトを開いて、時間をつぶすことにした。
そうこうしていればお風呂が湧いたので、スマホを放って部屋を出ていくことにする。
「ふー、さっぱりさっぱり」
がしがしと頭をタオルで拭きながら、放って置いたスマホの電源を付けると、メッセージアプリに1件、通知がついていた。
「わ、かっちゃんだ」
あまり自分から連絡をしてこない人から来ていたそれに、嬉しくなる。
開けてみると、1文ぽつり。
『俺は雄英高校ヒーロー科』
端的なそれに、口元が緩む。なにより、わざわざこうして連絡をくれたことが嬉しかった。
「私、も、雄英高校の、経営科、かな、っと」
そう返信を返せば、すぐに既読がつく。おや、待っててくれたの。かっちゃんからの返信がなくても、心は晴れやかな気持ちである。
もう模試が返ってくる。そして、いよいよ本格的に受験勉強だ。
「気をつけてね」
「おら、行くぞ」
光己さんと勝さんに見送られ、挨拶をしてかっちゃんと共に外に出る。
隣に並ぶかっちゃんは、いつの間にか学生ズボンからハーフパンツに履き替えていて、きっとこの後ランニングでもして帰るんだろうなぁということがうかがえる。
私はと言うと、親が爆豪家に迎えに来るのが遅くなるというので、ここいらでお暇したのだ。やぁ、夜勤とか緊急性のあるお仕事って大変だなぁと、ぼんやりと考える。
隣を歩くかっちゃんとは大した会話もなくて、でもその沈黙は苦ではないので、この短い距離の散歩を楽しむことにする。
私の家は、出久の家とはまた違うマンションにある。オートロック式の扉がついているから防犯上も危なくはないと思うんだけど、それでもかっちゃんは毎回、オートロックの扉を一緒にくぐって、玄関の前まで着いてくる。昔エレベーターが怖いって泣いたからかなぁ。律儀に今でも付き合ってくれているかっちゃんに、ふふ、と笑みがもれた。
「じゃ、今日もありがとうございました」
「さっさと家ん中入れ」
玄関に鍵をさして、それが開いたことを確認してから、かっちゃんに向き直る。かっちゃんは私に顎をしゃくって、追い払うようにするので、「はぁい」と返事をしてから、手を振った。
かっちゃんは、私がきちんと鍵を閉めるのを確認するまで、扉の前を動かない。マンションの廊下は結構音が響くので、足音がするとわかるのだ。静かな夜だと、特に。
今日もやっぱりそのようで、私が鍵をかけてドアスコープを覗くと、かっちゃんが去っていくのが見えた。
「さて、と」
お風呂に栓をして、湯を貼る。その間に洗濯物を籠に出してしまって、空のお弁当箱は洗っておく。脱いだセーラー服はハンガーにひっかけて、あとはお湯はりが終わるまで、ソファに座ってスマホでもいじることにした。
なにか面白いニュースとかないかな~とネットサーフィンをしてみてもめぼしい情報は得れず。ならいっか、と適当なサイトを開いて、時間をつぶすことにした。
そうこうしていればお風呂が湧いたので、スマホを放って部屋を出ていくことにする。
「ふー、さっぱりさっぱり」
がしがしと頭をタオルで拭きながら、放って置いたスマホの電源を付けると、メッセージアプリに1件、通知がついていた。
「わ、かっちゃんだ」
あまり自分から連絡をしてこない人から来ていたそれに、嬉しくなる。
開けてみると、1文ぽつり。
『俺は雄英高校ヒーロー科』
端的なそれに、口元が緩む。なにより、わざわざこうして連絡をくれたことが嬉しかった。
「私、も、雄英高校の、経営科、かな、っと」
そう返信を返せば、すぐに既読がつく。おや、待っててくれたの。かっちゃんからの返信がなくても、心は晴れやかな気持ちである。
もう模試が返ってくる。そして、いよいよ本格的に受験勉強だ。