笑って、テレポーテーション。
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かっちゃんと下に降りながら、はたかれた頭を大袈裟にさすっていれば、前を行くかっちゃんから盛大な舌打ちが聞こえた。
なにを、こうなったのもあなたのせいでしょう。
懐かしい自作の歌が恥ずかしかったのだろうか、それなら悪い事をした……のかな?
リビングに着けば、いつの間にかかっちゃんパパこと勝さんも帰宅していたようで、さらに机の上にサラダやお米が並べられていた。そして、今日のメインはチキン南蛮!私これすき!
爆豪家でお世話になる時の定位置、かっちゃんの隣の椅子を引いて座れば、既に座っていたみんなが手を合わせる。全員でいただきますをして(こういうところ、ほんと爆豪家は律儀だなと思う)、箸を手に取った。
「んむ、美味しいです!」
「なまえちゃん、チキン南蛮好きって前に言ってたでしょ?ご飯もおかわりあるから沢山食べてね」
「ありがとうございます!」
光己さんにお礼を言いつつ咀嚼を続けていれば、隣でかっちゃんが「相変わらずアホ面だな」と言いながら、タルタルソースに七味をふりかけていた。えぇ、チキン南蛮にも辛さを求めるの?
「かっちゃん、せっかくの甘酢だれが赤くなり始めているよ」
「辛い方がうめぇだろ」
「えぇー理解できない」
ぐっと眉を顰めると、かっちゃんは見下したような顔をしてから、七味をかける手を止めた。
「ま、なまえチャンはまだまだ舌がお子様だから?辛いやつ食えねぇもんな?」
「違いますー私は舌が敏感なの!」
「別にこの程度、刺激がある訳でもあるまいし」
ハッ、とまたしても鼻で笑うかっちゃんを、悔し紛れにぷいっと顔を逸らして、新しいチキンにかぶりつく。
……やっぱり美味しい。美味しいは正義だ。
もぐもぐと咀嚼して飲み込めば、横から白いのが近づいてくる。
「ったく、てめぇは行動すらもガキかよ」
「む、」
口の周りについたタルタルソースを、ティッシュで拭うかっちゃんの動作は自然なもので、私もそれを甘んじて受け入れる。
「ありがとう」
そうやってお礼をいえば、かっちゃんは返事をしない。
けれども、目の前に座る光己さんは「あらあら」と嬉しそうな声をあげるのだ。
「?」
「ほら、勝さん。やっぱり勝己、なまえちゃんには甘いわよねぇ」
「勝己くんは優しい子だもんね」
「違うわよ!あの自分ばっかり鍛えているような子がよ?なまえちゃんの世話は焼くんだから、もう!」
「うっせぇなクソババア!!こいつがだらしないのが悪ぃだろ!!!」
「ババアって言うなっつってんでしょ!!!」
楽しそうな爆豪父母に、ついにかっちゃんがキレた。つられるように光己さんもキレた。
賑やかな食卓だなぁ、とそう思いながらそれを見ていると、勝さんから声が掛かる。
「なまえちゃん、お茶のお代わりいる?」
「あ、すみません!いただきます」
もっとヒートアップしたら宥めるだろう勝さんも、今は見慣れた光景に、私のあいたグラスにお茶をそそいでいくのであった。
⬛︎ ⬛︎ ⬛︎
「ほらもう、2人ともその辺にして……」
「親父は黙ってろ!」
「あんた!またお父さんにもそんなこと言って!」
「うっせぇババア!!」
(チキン南蛮美味しいなぁ。今ならかっちゃんのお皿から1つくらいとっても……って全部に七味ふってるなぁ)
なにを、こうなったのもあなたのせいでしょう。
懐かしい自作の歌が恥ずかしかったのだろうか、それなら悪い事をした……のかな?
リビングに着けば、いつの間にかかっちゃんパパこと勝さんも帰宅していたようで、さらに机の上にサラダやお米が並べられていた。そして、今日のメインはチキン南蛮!私これすき!
爆豪家でお世話になる時の定位置、かっちゃんの隣の椅子を引いて座れば、既に座っていたみんなが手を合わせる。全員でいただきますをして(こういうところ、ほんと爆豪家は律儀だなと思う)、箸を手に取った。
「んむ、美味しいです!」
「なまえちゃん、チキン南蛮好きって前に言ってたでしょ?ご飯もおかわりあるから沢山食べてね」
「ありがとうございます!」
光己さんにお礼を言いつつ咀嚼を続けていれば、隣でかっちゃんが「相変わらずアホ面だな」と言いながら、タルタルソースに七味をふりかけていた。えぇ、チキン南蛮にも辛さを求めるの?
「かっちゃん、せっかくの甘酢だれが赤くなり始めているよ」
「辛い方がうめぇだろ」
「えぇー理解できない」
ぐっと眉を顰めると、かっちゃんは見下したような顔をしてから、七味をかける手を止めた。
「ま、なまえチャンはまだまだ舌がお子様だから?辛いやつ食えねぇもんな?」
「違いますー私は舌が敏感なの!」
「別にこの程度、刺激がある訳でもあるまいし」
ハッ、とまたしても鼻で笑うかっちゃんを、悔し紛れにぷいっと顔を逸らして、新しいチキンにかぶりつく。
……やっぱり美味しい。美味しいは正義だ。
もぐもぐと咀嚼して飲み込めば、横から白いのが近づいてくる。
「ったく、てめぇは行動すらもガキかよ」
「む、」
口の周りについたタルタルソースを、ティッシュで拭うかっちゃんの動作は自然なもので、私もそれを甘んじて受け入れる。
「ありがとう」
そうやってお礼をいえば、かっちゃんは返事をしない。
けれども、目の前に座る光己さんは「あらあら」と嬉しそうな声をあげるのだ。
「?」
「ほら、勝さん。やっぱり勝己、なまえちゃんには甘いわよねぇ」
「勝己くんは優しい子だもんね」
「違うわよ!あの自分ばっかり鍛えているような子がよ?なまえちゃんの世話は焼くんだから、もう!」
「うっせぇなクソババア!!こいつがだらしないのが悪ぃだろ!!!」
「ババアって言うなっつってんでしょ!!!」
楽しそうな爆豪父母に、ついにかっちゃんがキレた。つられるように光己さんもキレた。
賑やかな食卓だなぁ、とそう思いながらそれを見ていると、勝さんから声が掛かる。
「なまえちゃん、お茶のお代わりいる?」
「あ、すみません!いただきます」
もっとヒートアップしたら宥めるだろう勝さんも、今は見慣れた光景に、私のあいたグラスにお茶をそそいでいくのであった。
⬛︎ ⬛︎ ⬛︎
「ほらもう、2人ともその辺にして……」
「親父は黙ってろ!」
「あんた!またお父さんにもそんなこと言って!」
「うっせぇババア!!」
(チキン南蛮美味しいなぁ。今ならかっちゃんのお皿から1つくらいとっても……って全部に七味ふってるなぁ)