笑って、テレポーテーション。
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──すっすめーばっくごう ヒーローじむしょの
めんめーんっ♪
遠くの方から、歌が聞こえてくる。
楽しそうな声に、安心して、緩んだ涙腺をそのまま、私は聞こえてくる音の方にぱっと飛び込んだのである。
「だれだ!」
「うわっ!なんだ!」
「きゅうにでてきたぞ?!」
「お、おんなのこ?」
4人の男の子たちが驚いたように私の前に立っている。それぞれが思い思いのリアクションを取っていて、そこに一貫性はなかったけれど、私の目の前にいたクリーム色の髪の毛をした男の子が、ずい、と体を私の方に踏み出したのを見て、思わずその体に抱きついた。
「わぁ~ん!1人はやだよぅ!」
「はぁ??」
「ひっく、っぅ、た、たすけて」
そう言って私がぎゅっと腕に力を込めると、クリーム色の男の子は、私の背中をとんとんと叩いて、「ちゃんとはなせ」と一言。
きっと同い年くらいだろうに、なんだか年上のお兄ちゃんのような、安心感を与えてくれる強さを言葉に感じて、私はひっ、と息を飲み込んだ。
「あのね、」
「うん」
「なまえね、おうちがわからなくなっちゃったの」
そう言うと、男の子はばっと私の肩を掴んで、体を引き離した。
そして、じっと私の目を見て笑ったのだ。
「なんだお前、まいごか!」
「なんで笑うの!」
おいこいつまいごだってよ、とけらけらと笑う男の子たち。その中でも1人だけ、ふわふわした頭の子は、「笑っちゃかわいそうだよ…!」と目をうるめていた。
や、君も泣いちゃうのかい。
そう思うと、止まりかけた涙がまたこぼれ始めるのだ。
⬛︎ ⬛︎ ⬛︎
「まいごでなきむしとか、こいつでくとおんなじだな!」
「うえぇん」
「しんぱいすんな、おれについてこい!」
手を差し出してくれたのは、
めんめーんっ♪
遠くの方から、歌が聞こえてくる。
楽しそうな声に、安心して、緩んだ涙腺をそのまま、私は聞こえてくる音の方にぱっと飛び込んだのである。
「だれだ!」
「うわっ!なんだ!」
「きゅうにでてきたぞ?!」
「お、おんなのこ?」
4人の男の子たちが驚いたように私の前に立っている。それぞれが思い思いのリアクションを取っていて、そこに一貫性はなかったけれど、私の目の前にいたクリーム色の髪の毛をした男の子が、ずい、と体を私の方に踏み出したのを見て、思わずその体に抱きついた。
「わぁ~ん!1人はやだよぅ!」
「はぁ??」
「ひっく、っぅ、た、たすけて」
そう言って私がぎゅっと腕に力を込めると、クリーム色の男の子は、私の背中をとんとんと叩いて、「ちゃんとはなせ」と一言。
きっと同い年くらいだろうに、なんだか年上のお兄ちゃんのような、安心感を与えてくれる強さを言葉に感じて、私はひっ、と息を飲み込んだ。
「あのね、」
「うん」
「なまえね、おうちがわからなくなっちゃったの」
そう言うと、男の子はばっと私の肩を掴んで、体を引き離した。
そして、じっと私の目を見て笑ったのだ。
「なんだお前、まいごか!」
「なんで笑うの!」
おいこいつまいごだってよ、とけらけらと笑う男の子たち。その中でも1人だけ、ふわふわした頭の子は、「笑っちゃかわいそうだよ…!」と目をうるめていた。
や、君も泣いちゃうのかい。
そう思うと、止まりかけた涙がまたこぼれ始めるのだ。
⬛︎ ⬛︎ ⬛︎
「まいごでなきむしとか、こいつでくとおんなじだな!」
「うえぇん」
「しんぱいすんな、おれについてこい!」
手を差し出してくれたのは、
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