お礼画面

拍手ありがとうございます



小話(メガテン2)



「将門…様?」

私が知る将門様とは少し姿は違うけど
気配は同じ。水色の髪に赤い隈取
その目は優しく私を見つめていた

この世界の将門様は、悪魔に体を5つに分けられ
封じられている、と戦った悪魔から話を聞き
途切れ途切れの気配を辿っていた

ならば、なぜ、私の目の前に…
手を伸ばすと、触れれずに通り抜けてしまう
彼は私の頭に手を置いた
彼からは触れる事が出来るようだ

『姿形は違えど、余も将門
余の中には微かにだが、汝の魂が
入っておる』

「あ、私の中に荒魂が封じられていたから…」

『ご名答。まさか会えるとは思っては
みなかったが…』

わしゃわしゃと頭を撫でられて少し恥ずかしい

『余の体を探しているのだろう?』

「そうだった」

『ふむ、ならばついて行こう』

「!いいんですか!?」

『ああ、もちろん』





((知ってはいたが容赦ないな…))

(その右腕返せぇええ!!ヒーホーくん
ブフ!!)

((そして逞しい…))

[ ログインして送信 ]