成長したらなんかバーサーカーが出来上がったんだが
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※豪鬼弟子が豪鬼の元じゃなく
サムスピの世界に飛ばされたら?
相変わらず記憶がない
※黒子に拾われた
目が覚めた時、私は重傷だったらしい
全身には傷痕は未だ残っているが
厄介なのは、私は何故ここにいるのか
何故傷だらけなのか分からない
名前も、何処から来たのかも分からない
「今日から貴方は零ですよ」
私を拾ってくれた黒子さんがそう言った
私は黒子さんの元で医術と退魔師の技術を
学んだ
「ふむ、退魔師としての才能がありますね」
「そうですか?」
「ええ、手慣れたように式神も操りますし
(もしかすれば……覚えていないだけで…)」
黒子さんのススメで私は枯華院という名前の
お寺に向かう事になった
………それは良かったのだけど
「(待って待って待って!!?
この子、死んでいないよね!??)」
私と同じか年下か、男の子が
背中から血を流して街外れで倒れていた
口に手を当てると、微かに息を吐いている
「………背に腹は変えられない
本当はダメだけど」
黒子さんは死人を復活させる事が出来る
さすがの私には無理だ。なんとか傷を
死なない程度まで癒すぐらい
完全に無かったことにするなんて出来ない
それでも…
「キミ、あと少しだけ頑張って…!」
目が覚めれば見慣れない天井
暖かい布団
「(オレは、死んだのか)」
気配がして、隣を見ると
オレと同い年くらいの女が眠っていた
「だ、誰だコイツ…!?」
その時、襖が開いて
小柄な爺さんが入ってきた
「おぉ、目が覚めよったか。よかった
腹は減ってはおらんかの?」
そう指摘された途端、腹の虫が鳴った
爺さんは笑って、白粥が入った椀を置いた
「ふぉっふぉっふぉ、食べる事は
生きる事じゃ。ゆっくり食べると良い」
「………」
ゆっくり、ゆっくり食べすすめると
今までの事が一気に頭の中で
出てきてしまって涙が出そうになった
「……この子が、連れてきたのじゃよ
小さな体で、背中に抱えて
何があった?良ければこの爺さんに
言うてみるがよい。なに、無理にとは言わん」
「…………」
空になった椀を見つめながら
少しずつ今までの出来事を話す
自分の辛さを、悲しみを、憎しみを
「……これからは好きに生きる事が出来るね」
ふいに、爺さんとは違う声がした
オレを助けた女が眠そうな顔で言っていた
「あなたを傷つける人はもういない
もう怯える必要も顔色を窺わずに
好きなことができるよ。
良かった…生きてくれて…」
そう言って、また眠りについてしまった
「そういえば、名前を聞いておらなかった」
「幻十郎…」
「幻十郎。お主の気がすむまで
ここに居ればよい」
「!」
サムスピの世界に飛ばされたら?
相変わらず記憶がない
※黒子に拾われた
目が覚めた時、私は重傷だったらしい
全身には傷痕は未だ残っているが
厄介なのは、私は何故ここにいるのか
何故傷だらけなのか分からない
名前も、何処から来たのかも分からない
「今日から貴方は零ですよ」
私を拾ってくれた黒子さんがそう言った
私は黒子さんの元で医術と退魔師の技術を
学んだ
「ふむ、退魔師としての才能がありますね」
「そうですか?」
「ええ、手慣れたように式神も操りますし
(もしかすれば……覚えていないだけで…)」
黒子さんのススメで私は枯華院という名前の
お寺に向かう事になった
………それは良かったのだけど
「(待って待って待って!!?
この子、死んでいないよね!??)」
私と同じか年下か、男の子が
背中から血を流して街外れで倒れていた
口に手を当てると、微かに息を吐いている
「………背に腹は変えられない
本当はダメだけど」
黒子さんは死人を復活させる事が出来る
さすがの私には無理だ。なんとか傷を
死なない程度まで癒すぐらい
完全に無かったことにするなんて出来ない
それでも…
「キミ、あと少しだけ頑張って…!」
目が覚めれば見慣れない天井
暖かい布団
「(オレは、死んだのか)」
気配がして、隣を見ると
オレと同い年くらいの女が眠っていた
「だ、誰だコイツ…!?」
その時、襖が開いて
小柄な爺さんが入ってきた
「おぉ、目が覚めよったか。よかった
腹は減ってはおらんかの?」
そう指摘された途端、腹の虫が鳴った
爺さんは笑って、白粥が入った椀を置いた
「ふぉっふぉっふぉ、食べる事は
生きる事じゃ。ゆっくり食べると良い」
「………」
ゆっくり、ゆっくり食べすすめると
今までの事が一気に頭の中で
出てきてしまって涙が出そうになった
「……この子が、連れてきたのじゃよ
小さな体で、背中に抱えて
何があった?良ければこの爺さんに
言うてみるがよい。なに、無理にとは言わん」
「…………」
空になった椀を見つめながら
少しずつ今までの出来事を話す
自分の辛さを、悲しみを、憎しみを
「……これからは好きに生きる事が出来るね」
ふいに、爺さんとは違う声がした
オレを助けた女が眠そうな顔で言っていた
「あなたを傷つける人はもういない
もう怯える必要も顔色を窺わずに
好きなことができるよ。
良かった…生きてくれて…」
そう言って、また眠りについてしまった
「そういえば、名前を聞いておらなかった」
「幻十郎…」
「幻十郎。お主の気がすむまで
ここに居ればよい」
「!」