悪魔とそれから
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「(一撃一撃が、早い)」
剣がぶつかり合う音が耳に刺さる
お互いの日本刀がぶつかり、擦れ合い、離れる
時間がないのは確かだ
恐らく、彼はまだ本気を出していない
「(左手の痛みも増して来ている)」
『零ッ!!』
将門様の声がして、バージルの気配が
強く、一段と濃くなった
彼の姿が、人ではなくなった
あれが、まさか…悪魔の姿
その瞬間、バージルの気配が消え
将門様に引き寄せられたと同時に
背中に走った痛みに目を見開いた
私は、この痛みを知っている
師匠に出会うより前の遥か昔に
今みたいな雨の中で、私は
「死ね」
「 」
振り下ろされた日本刀を痛みも気にせず
右手で掴み、バージルの腹に思い切り
膝をめり込ませた
「死に晒せ」
そのままの勢いで、彼に向かって刃を
振りかぶった
「一つ!二つ!三つ!四つ!
これでっ…あがりだっ!!」
斬り込んだ勢いでバージルを地面に叩きつけた
衝撃からか、彼は悪魔の姿から人間に戻った
「貴様…ダンテと共に…必ず殺す」
そう言って、日本刀を振るうと
突如、空間に切れ込みが入り
その中へと消えてしまった
「……なんだ、あの刀…チートじゃん…」
倒れそうになった私を将門様が支えた
彼はそのまま私の傷の箇所に手を当てた
『すまぬ、零』
「……謝らないでください
将門様が抱き寄せてくれなきゃ
私今頃、真っ二つですよ
だから、謝ってほしくない」
〈レイ!!〉
ヒーホーくんが走ってきて
私の足にしがみついてきた
〈痛いホ!?痛いホね!?〉
大きな黒い目が今にも泣きそうで
私は地面に座り込んで
ぎゅーっと彼を抱きしめた
彼もぎゅーっと小さな腕を首に回した
〈オ、オイラが塔に行かなきゃ…
こうはならなかったホ〉
「でもそれじゃあダンテに会えないまま
今頃、心細いまま彷徨ってるかも
ヒーホーくんは悪くないよ
とりあえず、どこかの空き部屋で休もう
私も少しだけ…眠りたいし」
眠り続けるダンテの前髪を撫でた
ビリビリと痛みが走る左手は
ダンテを悪魔と認識し始めた
(と言っても、さっきのバージルの時と
比べれば可愛いぐらいの痛みだけど)
〈ダンテ、大丈夫ホ?〉
「あのバージルの持ってた日本刀
何か特殊なんだろうね
将門様が傷を癒してくれたけど
そこからの治りが遅い…
それに、右手も」
〈我々と同じ魔具だからだろう〉
剣がぶつかり合う音が耳に刺さる
お互いの日本刀がぶつかり、擦れ合い、離れる
時間がないのは確かだ
恐らく、彼はまだ本気を出していない
「(左手の痛みも増して来ている)」
『零ッ!!』
将門様の声がして、バージルの気配が
強く、一段と濃くなった
彼の姿が、人ではなくなった
あれが、まさか…悪魔の姿
その瞬間、バージルの気配が消え
将門様に引き寄せられたと同時に
背中に走った痛みに目を見開いた
私は、この痛みを知っている
師匠に出会うより前の遥か昔に
今みたいな雨の中で、私は
「死ね」
「 」
振り下ろされた日本刀を痛みも気にせず
右手で掴み、バージルの腹に思い切り
膝をめり込ませた
「死に晒せ」
そのままの勢いで、彼に向かって刃を
振りかぶった
「一つ!二つ!三つ!四つ!
これでっ…あがりだっ!!」
斬り込んだ勢いでバージルを地面に叩きつけた
衝撃からか、彼は悪魔の姿から人間に戻った
「貴様…ダンテと共に…必ず殺す」
そう言って、日本刀を振るうと
突如、空間に切れ込みが入り
その中へと消えてしまった
「……なんだ、あの刀…チートじゃん…」
倒れそうになった私を将門様が支えた
彼はそのまま私の傷の箇所に手を当てた
『すまぬ、零』
「……謝らないでください
将門様が抱き寄せてくれなきゃ
私今頃、真っ二つですよ
だから、謝ってほしくない」
〈レイ!!〉
ヒーホーくんが走ってきて
私の足にしがみついてきた
〈痛いホ!?痛いホね!?〉
大きな黒い目が今にも泣きそうで
私は地面に座り込んで
ぎゅーっと彼を抱きしめた
彼もぎゅーっと小さな腕を首に回した
〈オ、オイラが塔に行かなきゃ…
こうはならなかったホ〉
「でもそれじゃあダンテに会えないまま
今頃、心細いまま彷徨ってるかも
ヒーホーくんは悪くないよ
とりあえず、どこかの空き部屋で休もう
私も少しだけ…眠りたいし」
眠り続けるダンテの前髪を撫でた
ビリビリと痛みが走る左手は
ダンテを悪魔と認識し始めた
(と言っても、さっきのバージルの時と
比べれば可愛いぐらいの痛みだけど)
〈ダンテ、大丈夫ホ?〉
「あのバージルの持ってた日本刀
何か特殊なんだろうね
将門様が傷を癒してくれたけど
そこからの治りが遅い…
それに、右手も」
〈我々と同じ魔具だからだろう〉
