承太郎夢
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目の前には無言な上に不機嫌な顔で私を見下ろす承太郎。後ろは壁。
つまりは絶体絶命ってやつだ。
何故こうなったのか...。
今日、学校に着き靴を仕舞いに下駄箱を開けたところ一枚の紙が置いてあった。
なんだろうと疑問を持った私は中身を覗いて見た。
すると手紙に書かれていた内容は[放課後、屋上に来い]と言うことだった。
最初は承太郎ファンの女の子からとうとう別れろとか言われるのかなぁなんて思ったが、あの子達はそんな裏で動くよりも堂々と言ってくるだろうと思う。
しかも手紙をよくよく見てみると文字が女子の文字と言うより男子が書くような文字だった。
さらには文章の感じからすると告白するというわけでも無さそうだ。
これらの考察からの最終結論は
”空条承太郎をぶちのめしたいが何もなしに行くのは無謀なので、アイツの彼女を人質にすればアイツは手を出せない。そしてそのままぶちのめすことが出来る。そうと決まれば早速アイツの彼女を呼び出そう”
ということだった。
考えすぎかとも思うだろうが、この可能性が1番大きい。
普通の女の子なら、このまま屋上に行けばただただ人質になってしまうだけだろう。
だがしかし、承太郎には劣るが私もスタンド使いだ。一般人に向かってスタンドを使うのはあまり好ましくないが、相手に舐められても困る。自分の命が危機にさらされた時や逃げる時だけ使えば平気だろう。
私を舐めてもらっちゃあ困るぞ、不良君。
授業も終わり放課後になった。
とうとう屋上へ行かなければならない。
念の為昼休みに逃げ道を確認したし、スタンドもすぐ出せるように構えている。
屋上に続く階段を昇り扉を開けた。すると目の前にいたのはやはり不良だった。しかも6人。
流石に人数が多いんじゃあないか?
あれか、今日中に承太郎ぶちのめしたいから人質確保次第スグに承太郎を呼び出すのか。
「分かった上で聞くけど、私を呼び出したのは貴方達ね?」
「ああ、そうだ。あんたには今から人質になってもらう。痛い目見たくなけりゃ大人しく従うことだな!」
「やっぱりね。どーせ承太郎に喧嘩売るんでしょ?無駄よ。承太郎相手に人質使ったところで勝てるわけないじゃない。」
それに、この私が「人質になれ」と言われて、「はい、そうですか」ってなる訳が無いじゃない。
とまで言うと、不良は私を睨む。
「このアマ!!!!!随分舐めた口利いてくれるじゃあねえか。後悔してももう遅いからなッ!」
そう言うやいなや、全員で私に襲いかかる。
「男6人で女1人に襲い掛かるなんて弱いわねぇ」
戦うわけにもいかないので、昼休みに確認したルートを使い逃げる。
追いつかれそうになっても、学校の備品やスタンドを使って危険を回避する。
5分程逃げまわり、残るは階段を降り玄関で靴を拾って走って帰るだけだ。
作戦は完璧だった。
ここまでは。
まぁ私もなんて詰めが甘いのだろう。
何故玄関に先回りされていることを頭に入れていなかったのか。
そして何故相手は6人以上いると考えなかったのか。
玄関には既に3人の不良がいた。
そして後ろには追いついた6人。
挟まれた...!!!
あまり使いたくなかったがここはスタンドを使うしかないッ!!
スタンドを出現させ、一気にカタをつけようとしたその時だった。
「おいおい、女相手に9人で囲んでいじめるなんて情けねぇな。」
廊下の方から承太郎が出てきた。
「え、なんで承太郎いるの?」
「お前と一緒に帰ろうとしたがいつの間にかいねぇし、先に帰ったのかと思ったら下駄箱にまだ靴はあるし、校舎内探してたら急に騒がしくなってな。来てみたらお前がいたってんだ。」
で、これはどういうことだと言いたげな目で私を見る。
「て、てめぇ空条承太郎!!!仕方がねぇ、テメェらやるぞ!!!!!!」
9人が一斉に承太郎に襲いかかる。
「やれやれ、人の女いじめたツケ払ってもらうぜ」
まぁ、見事に瞬殺。
不良共は再起不能になった。
to be continued____➡︎
つまりは絶体絶命ってやつだ。
何故こうなったのか...。
今日、学校に着き靴を仕舞いに下駄箱を開けたところ一枚の紙が置いてあった。
なんだろうと疑問を持った私は中身を覗いて見た。
すると手紙に書かれていた内容は[放課後、屋上に来い]と言うことだった。
最初は承太郎ファンの女の子からとうとう別れろとか言われるのかなぁなんて思ったが、あの子達はそんな裏で動くよりも堂々と言ってくるだろうと思う。
しかも手紙をよくよく見てみると文字が女子の文字と言うより男子が書くような文字だった。
さらには文章の感じからすると告白するというわけでも無さそうだ。
これらの考察からの最終結論は
”空条承太郎をぶちのめしたいが何もなしに行くのは無謀なので、アイツの彼女を人質にすればアイツは手を出せない。そしてそのままぶちのめすことが出来る。そうと決まれば早速アイツの彼女を呼び出そう”
ということだった。
考えすぎかとも思うだろうが、この可能性が1番大きい。
普通の女の子なら、このまま屋上に行けばただただ人質になってしまうだけだろう。
だがしかし、承太郎には劣るが私もスタンド使いだ。一般人に向かってスタンドを使うのはあまり好ましくないが、相手に舐められても困る。自分の命が危機にさらされた時や逃げる時だけ使えば平気だろう。
私を舐めてもらっちゃあ困るぞ、不良君。
授業も終わり放課後になった。
とうとう屋上へ行かなければならない。
念の為昼休みに逃げ道を確認したし、スタンドもすぐ出せるように構えている。
屋上に続く階段を昇り扉を開けた。すると目の前にいたのはやはり不良だった。しかも6人。
流石に人数が多いんじゃあないか?
あれか、今日中に承太郎ぶちのめしたいから人質確保次第スグに承太郎を呼び出すのか。
「分かった上で聞くけど、私を呼び出したのは貴方達ね?」
「ああ、そうだ。あんたには今から人質になってもらう。痛い目見たくなけりゃ大人しく従うことだな!」
「やっぱりね。どーせ承太郎に喧嘩売るんでしょ?無駄よ。承太郎相手に人質使ったところで勝てるわけないじゃない。」
それに、この私が「人質になれ」と言われて、「はい、そうですか」ってなる訳が無いじゃない。
とまで言うと、不良は私を睨む。
「このアマ!!!!!随分舐めた口利いてくれるじゃあねえか。後悔してももう遅いからなッ!」
そう言うやいなや、全員で私に襲いかかる。
「男6人で女1人に襲い掛かるなんて弱いわねぇ」
戦うわけにもいかないので、昼休みに確認したルートを使い逃げる。
追いつかれそうになっても、学校の備品やスタンドを使って危険を回避する。
5分程逃げまわり、残るは階段を降り玄関で靴を拾って走って帰るだけだ。
作戦は完璧だった。
ここまでは。
まぁ私もなんて詰めが甘いのだろう。
何故玄関に先回りされていることを頭に入れていなかったのか。
そして何故相手は6人以上いると考えなかったのか。
玄関には既に3人の不良がいた。
そして後ろには追いついた6人。
挟まれた...!!!
あまり使いたくなかったがここはスタンドを使うしかないッ!!
スタンドを出現させ、一気にカタをつけようとしたその時だった。
「おいおい、女相手に9人で囲んでいじめるなんて情けねぇな。」
廊下の方から承太郎が出てきた。
「え、なんで承太郎いるの?」
「お前と一緒に帰ろうとしたがいつの間にかいねぇし、先に帰ったのかと思ったら下駄箱にまだ靴はあるし、校舎内探してたら急に騒がしくなってな。来てみたらお前がいたってんだ。」
で、これはどういうことだと言いたげな目で私を見る。
「て、てめぇ空条承太郎!!!仕方がねぇ、テメェらやるぞ!!!!!!」
9人が一斉に承太郎に襲いかかる。
「やれやれ、人の女いじめたツケ払ってもらうぜ」
まぁ、見事に瞬殺。
不良共は再起不能になった。
to be continued____➡︎