文披31題-2025- 創作の夏。
君と繋いだ手を離したくなかった。今日が終わってしまったら、君とはまた会えなくなってしまうって分かっていたから。
一緒に見上げた星空は本当に綺麗で、気を抜けば涙を零してしまいそうで、僕はずっと上を向いていた。隣に居る君の方を伺えば、可愛らしいぱっちりとした君の瞳にも星が映り込んで、きらきらと美しく輝いていた。
また来年ね、と、寂しそうに、しかし僕を励ますように優しい笑顔を浮かべた君。本当は離れたくないよ、なんて言葉にできなかった。僕が言葉にしてしまえば、きっと君を困らせてしまう気がした。
ゆっくりと君の身体が透けていって、繋いでいた手の感触も消える。
さよなら。また来年の夏、君に逢えるのを待っているよ。
一緒に見上げた星空は本当に綺麗で、気を抜けば涙を零してしまいそうで、僕はずっと上を向いていた。隣に居る君の方を伺えば、可愛らしいぱっちりとした君の瞳にも星が映り込んで、きらきらと美しく輝いていた。
また来年ね、と、寂しそうに、しかし僕を励ますように優しい笑顔を浮かべた君。本当は離れたくないよ、なんて言葉にできなかった。僕が言葉にしてしまえば、きっと君を困らせてしまう気がした。
ゆっくりと君の身体が透けていって、繋いでいた手の感触も消える。
さよなら。また来年の夏、君に逢えるのを待っているよ。