文披31題-2025- 創作の夏。

 鏡で自分の姿を映したのはいつぶりだろう。不慮の事故で顔に大きな傷が残ってから、それを見ないようずっと鏡を伏せていた。
 鏡よ鏡よ鏡さん、世界で一番美しいのはだあれ。
 世界で一番綺麗になりたいなんて言わないから、この傷に負けないくらいに自信を持って、胸を張って歩けるようになりますように。
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