文披31題-2025- 創作の夏。
波打ち際に立っているだけなのに、波が押し寄せるのが怖いのか僕にしがみついたまま離れない娘。海水浴をするにはまだ早かったかなと思っていたのだが…。
ざばん、と足にかかった波が引いていくと、彼女は急にきゃははと楽しそうに笑って足をバタつかせた。どうやら足の裏の下で動いていく砂の感触がお気に召したらしく、何度も波を受けてはその感触を楽しんでいる様子。僕と繋いだ手は絶対に離しはしないけれど、彼女なりの海の楽しみ方を見つけたようだった。
「楽しい?」
「うんっ!海好き!」
初めての海水浴が怖いもので終わらなくて良かったと胸を撫でおろしつつ、彼女のペースで楽しんでくれたらいいな、と、愛おしさを噛みしめるのだった。
ざばん、と足にかかった波が引いていくと、彼女は急にきゃははと楽しそうに笑って足をバタつかせた。どうやら足の裏の下で動いていく砂の感触がお気に召したらしく、何度も波を受けてはその感触を楽しんでいる様子。僕と繋いだ手は絶対に離しはしないけれど、彼女なりの海の楽しみ方を見つけたようだった。
「楽しい?」
「うんっ!海好き!」
初めての海水浴が怖いもので終わらなくて良かったと胸を撫でおろしつつ、彼女のペースで楽しんでくれたらいいな、と、愛おしさを噛みしめるのだった。