文披31題-2025- 創作の夏。

 君が涙を流すのに、僕は何もできずただ傍に寄り添っていた。僕がいくら声を掛けても君には届かないと知っていたから、家に籠っていた君が少しずつ外に出て、少しずつ前を向いて行くのをそっと見守っていた。
 今日、君は初めて、僕以外の男性を家に連れて来た。
 僕が傍にいなくても、もう大丈夫だね。
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