文披31題-2025- 創作の夏。
組み立て式家具を購入し、妻と一緒に食器棚を組み立てていた日曜日の昼下がり。大方出来上がり、あとは蝶番を付けて扉をつけるだけ。だったのだが。
「あれえ?扉開かないんだけど?」
扉を組み立てた妻が不思議そうな声を上げた。僕は彼女の手元を覗き、扉を確認して、ああそうかと吹き出す。
「それ、蝶番逆向きじゃん?」
「ええ?」
普段からTシャツを前後ろ逆に着ているのに気付かなかったり、靴下が左右違っていたり、砂糖と間違えて珈琲に塩を入れたり…と、僕が驚くような天然を炸裂させるのが彼女である。でもそれが、彼女の可愛いくて好きなところなのだけど。
付け直そうか、と顔を見合わせて笑って、一緒に棚を完成させたのだった。
「あれえ?扉開かないんだけど?」
扉を組み立てた妻が不思議そうな声を上げた。僕は彼女の手元を覗き、扉を確認して、ああそうかと吹き出す。
「それ、蝶番逆向きじゃん?」
「ええ?」
普段からTシャツを前後ろ逆に着ているのに気付かなかったり、靴下が左右違っていたり、砂糖と間違えて珈琲に塩を入れたり…と、僕が驚くような天然を炸裂させるのが彼女である。でもそれが、彼女の可愛いくて好きなところなのだけど。
付け直そうか、と顔を見合わせて笑って、一緒に棚を完成させたのだった。