私の太陽
「穂香!」
「…ふふ、日和の走ってくる音がした」
「さすが!もう音で聞き分けられるようになっちゃったね!」
「普段は白杖使って音を聞きながら歩いてるしね」
「そっかぁ、すごいなぁ」
高校卒業後、私達は同じ大学に進学した。私達の大学には視覚障害のある学生を支援する体制が整っていて、ノートテイクのボランティアや講義の電子データの配布、期末試験の展示受験など、様々な支援を受けることができる。…といっても、私の分まで日和がノートを取ってくれるので、少しも困ったことはないのだけど。
「今日はどこでお昼にする?」
「…あ、中華料理の鍋の音」
「それも分かっちゃうの⁉」
「今日は中華にしよっか」
「ふふ、もう炒飯の口でしょ」
「分かったぁ?」
二人で泣いたあの日からずっと、日和は私の隣で笑顔でいてくれた。その笑顔は今でも記憶にしっかりと刻まれていて、きっとこの先も忘れることはないだろう。昔も、今も、これからも、彼女はいつだって私にとっての太陽。真っ暗な私の世界で、唯一の光だ。
「…ふふ、日和の走ってくる音がした」
「さすが!もう音で聞き分けられるようになっちゃったね!」
「普段は白杖使って音を聞きながら歩いてるしね」
「そっかぁ、すごいなぁ」
高校卒業後、私達は同じ大学に進学した。私達の大学には視覚障害のある学生を支援する体制が整っていて、ノートテイクのボランティアや講義の電子データの配布、期末試験の展示受験など、様々な支援を受けることができる。…といっても、私の分まで日和がノートを取ってくれるので、少しも困ったことはないのだけど。
「今日はどこでお昼にする?」
「…あ、中華料理の鍋の音」
「それも分かっちゃうの⁉」
「今日は中華にしよっか」
「ふふ、もう炒飯の口でしょ」
「分かったぁ?」
二人で泣いたあの日からずっと、日和は私の隣で笑顔でいてくれた。その笑顔は今でも記憶にしっかりと刻まれていて、きっとこの先も忘れることはないだろう。昔も、今も、これからも、彼女はいつだって私にとっての太陽。真っ暗な私の世界で、唯一の光だ。
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