言葉を綴る。-SS短編集-

「もう、またこんなに散らかして!片付けるよ!」
 いつだってそうだ、遠距離の彼の部屋に行けば、脱ぎ捨てた服に必要かどうか分からない書類たち。
「これはいらないでしょ、捨てるよ?」
「それはダメ、君から貰った初めてのプレゼントの包みだから」
 他人には分からない、彼にとっては大切なものらしい。
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