十輪咲いた
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また朝が来て、今日は12月14日。
夜遅くまで、わたもどきの毛鞠たちの様子を眺めていた京治は少し寝不足だったが、
心は少し穏やかになっていた。
今日は清めの鈴を作るための材料を採りに行く予定で、
一緒に連れて行ってもらえる約束をしたため、京治は少しわくわくして、でもやっぱり少し怖かった。
朝餉の間もそわそわしている京治を見て、峡は声を上げて笑った。
日が随分上った頃、柚が作った弁当を持って、峡と京治は裏の山に出発した。
『いいかい?この扉から外に出るときは、二回柏手を、外から帰ってくるときは右左右の順に足踏みをするんだよ。
悪いモノを付けないように、連れて帰ってこないように。』
先日、空喰がやってきた裏庭の扉の前で、峡が説明する。
京治は峡に倣って二回、柏手を打った。
夜遅くまで、わたもどきの毛鞠たちの様子を眺めていた京治は少し寝不足だったが、
心は少し穏やかになっていた。
今日は清めの鈴を作るための材料を採りに行く予定で、
一緒に連れて行ってもらえる約束をしたため、京治は少しわくわくして、でもやっぱり少し怖かった。
朝餉の間もそわそわしている京治を見て、峡は声を上げて笑った。
日が随分上った頃、柚が作った弁当を持って、峡と京治は裏の山に出発した。
『いいかい?この扉から外に出るときは、二回柏手を、外から帰ってくるときは右左右の順に足踏みをするんだよ。
悪いモノを付けないように、連れて帰ってこないように。』
先日、空喰がやってきた裏庭の扉の前で、峡が説明する。
京治は峡に倣って二回、柏手を打った。