第一話「クレイジーな俺様と芋剥きマスター」
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「起きろよヴァン!島だぞ!」
顔をピシピシ叩かれ、狸寝入りを決め込んでいた俺様はちょっとむっとしながら瞼を開けた。
「ほら、上陸準備。しっかりやらないとクソジジイ様にまた怒られるよ?」
「あ~あ面倒くさっ。どうせ戦闘はなさそうなんだろ?」
クソジジイ様に怒られるのは嫌だから起きてやった。
くそめんどくせ。
「戦いなんかない方がいいんだよ。ほら、ちゃんと歯みがきして」
「むごっ!ペッ!自分で出来るわ!」
口に無理矢理突っ込まれた歯ブラシで嫌々歯みがきし、枕元に置いてある水差しの水を飲む。
「あ、ユリ。俺様の飯は?」
「其処にあるでしょ。起きて来るの遅いからそれしかなかったよ」
いや…分かってたけど。分かってるんだけど…
「じゃ、食べたら早く甲板に来てね。僕は先に行くから」
そう言ってユリは俺様の部屋から出てった。
「………」
仕方なく、枕元の水差しの横に置かれた見慣れたソイツを掴む。
「……また芋だけかよちっくしょぉ~~~!!」
顔をピシピシ叩かれ、狸寝入りを決め込んでいた俺様はちょっとむっとしながら瞼を開けた。
「ほら、上陸準備。しっかりやらないとクソジジイ様にまた怒られるよ?」
「あ~あ面倒くさっ。どうせ戦闘はなさそうなんだろ?」
クソジジイ様に怒られるのは嫌だから起きてやった。
くそめんどくせ。
「戦いなんかない方がいいんだよ。ほら、ちゃんと歯みがきして」
「むごっ!ペッ!自分で出来るわ!」
口に無理矢理突っ込まれた歯ブラシで嫌々歯みがきし、枕元に置いてある水差しの水を飲む。
「あ、ユリ。俺様の飯は?」
「其処にあるでしょ。起きて来るの遅いからそれしかなかったよ」
いや…分かってたけど。分かってるんだけど…
「じゃ、食べたら早く甲板に来てね。僕は先に行くから」
そう言ってユリは俺様の部屋から出てった。
「………」
仕方なく、枕元の水差しの横に置かれた見慣れたソイツを掴む。
「……また芋だけかよちっくしょぉ~~~!!」
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