ふたりごはん
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「急にニヤニヤしてどーしたの?」
「あ。いや…なんだか咲桜と同棲してるみたいだなぁって思って」
咲桜は口に入れた唐揚げを咀嚼に飲み込んだ。
「言われてみれば…順平と同棲したら楽しいんだろうなぁ」
斜め上の方を見て言う咲桜は、多分僕との同棲を想像してるんだと思う。
「順平と同棲したら毎日映画観れるね」
「今も予定合えば一緒に観てるよ?」
「そうだけど、音響設備とか、テレビとか二人で選んだやつで観るんだよ?今とは少し違うよ。家具とかも二人で選んで、レイアウトしてさ、食器とか揃えたいよね…」
咲桜の同棲したら…と言う話を聞いて、僕もポワポワと想像してみる。
多分彼女のことだから家具はオシャレなものを選ぶだろうし、モデルルームの様な部屋になりそうだ。
僕のほうが帰りが遅くて、ドアを開けたら咲桜が「おかえり」と言ってくれて、二人で今みたいにご飯を一緒に食べて……。
二人寝ても窮屈じゃないベッドに二人で横になって朝を迎える。
今の何十倍も凄く幸せな生活が目に浮かんだ。
「順平。顔ゆるゆるだよ」
クスクスと笑いながら食べ終わった食器を重ねる彼女に、僕は眉を少し寄せて、僕も食べ終わった食器を重ねた。
「だって咲桜が想像させる事言うから」
「えへへ…同棲しても、仲良くしようね」
「そうだね」
「出来るだけ一緒にご飯も食べようね」
「もちろん」
僕が力強く返事をすると、また彼女はクスクスと笑った。
「ごちそうさま」とふたりで手を合わせた後、重ねた食器をシンクに置いて、僕が洗って彼女がキッチンクロスで拭いていく。
同棲したらこうやって洗い物も一緒にするんだろうなぁ。
と思いながら、また僕はニヤニヤしてしまった。
おわり
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貴重なリクエストありがとうございました❥❥
またいつでもリクエストお待ちしております。
これからも『スイソウ』をよろしくおねがいしますね!
『スイソウ』管理人
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