お披露目(with東京校)
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「ほーら、そろそろみんなのとこ行くよ!」
手をパチパチ叩いて五条先生は虎杖君に、箱に入るように言ってそれからみんながいるであろう中庭にむかった。
その途中で五条先生から段取りを話される。
「咲桜と順平は木陰に隠れてて、僕が呼んだら出て来て自己紹介って事で!よろしくね」
私と順平は、うんうんと頷いて木陰に隠れた。
木陰から様子を見ると何人も生徒がいる中でパンダさんがいてびっくりしちゃった。
一緒に隠れてる順平君とコソコソと話す。
「ねぇねぇ…順平君」
「どうしたの?」
「パンダさんがいるよ」
「え゛?!ほんと?」
順平君はバレないように木陰から様子を見てそれからすぐに私に視線を向けた。
「ほんとだ!…あれってきぐるみかな」
「どうなんだろう。学校のペットとか?…」
あれこれ話してると五条先生が私達を呼んで、慌ててみんなの前にでた。
一斉にみんなが私達に注目する。
「はぁい!悠仁以外にも仲間が増えましたぁ!まずは順平から」
五条先生が順平君肩を叩いて、順平君の体が跳ねた。
「あっ…えっと……その…」
頑張って順平君。
「さっ…里桜高校から、きました。よっ吉野、順平です」
順平君がしっかり自己紹介出来てホッする。
「順平君と同じ高校からきました。名代咲桜です。よろしくお願いします」
「順平と咲桜は1年に入るからみんな仲良くねー」
五条先生の言葉にみんなはぁいって返事をしたあと、軽い自己紹介が始まった。
2年生の禅院真希先輩に、おにぎりの具しか言えない狗巻棘先輩。
それから着ぐるみだと思っていたパンダさんは、ホンモノのパンダで、名前もパンダ先輩。
1年生の伏黒恵君に、釘崎野薔薇ちゃん。
野薔薇ちゃんは自己紹介の間ずっとずっと私のことを見てて、「どうかしたの?」って聞いたら
「なに!?その制服!可愛すぎなんだけど!私もそんなのが良かった!ねぇ!真希さん!」
「そーだな。よく似合ってるじゃないか」
「わぁ。嬉しい!でも釘崎さんの制服もかわいいよ?」
「まっ。まあね………呼び方、野薔薇でいいわよ。だから咲桜って呼んでいいかしら?」
「もちろん!私、野薔薇ちゃんって呼びたいなあ」
「それでもいいわ。咲桜よろしくね」
「よろしく咲桜」
学校に女の子3人だけというものあって、真希さんと野薔薇ちゃんとはすぐに仲良くなれた。
順平君も男の子達と仲良くなれたみたい。
よかった。
今日から私達の新しい学校生活がはじまるね。
おわり