医務室ランチ(with家入硝子)
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硝子さんが買ってきてくれたご飯はどれも美味しかった。
薬品の香りがほのかに残り、医療器具がアチラコチラに置いてある医務室で食べるのも、最初はドキドキしたけど、今では硝子さんと他愛のない話をしながら食べるこの時間が私の好きな時間。
「……昼ご飯こんなところで食べさせて悪いね」
じっと私をみる硝子さんの目の下にはくっきり隈ができている。
「へ?…あぁ…気にしないでください。私、硝子さんとのランチいつも楽しみにしてるんですよ?…それにあれですよね…えーっと、虎杖君が死んだことになってて…」
「そうそう。上といろいろあってな」
「でも、明後日虎杖君と一緒に、他のみんなと会えるんですよね?…なんだっけ?」
「あぁ。交流戦な。でも咲桜は見学だな。怪我したやつの救護とかはしてもらうかも…私の手伝いだな。術式の練習になるし……吉野は、どうだろ…悟に聞いてみな」
「はい!今度聞いてみますね」
私が笑うと、硝子さんも微笑んでくれる。
けだるげたけど、私のことをよく見てくれて、気にかけてくれる硝子さん。
なんだかおねぇちゃんができたみたい。
高専に来てよかったなぁってつくづく思う今日この頃。
おわり