福岡分校
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東京からやってきた高専生。
奈木野先生からは同じ学生同士切磋琢磨して仲良くするようにとお達しがあるが………。
虎杖悠仁と吉野順平とは心を開く気になれない!!!
だって虎杖悠仁は呪の王両面宿儺を宿していて、吉野順平は元呪詛師で、しかも呪霊と仲良くしていた時期もあったそうだ。
そんなの呪術規定違反だ!
なのに、そんなことないように振る舞わなければいけないなんて!!
呪術規定は絶対なのに!!
でも奈木野先生の指示を蔑ろにできない。
そんな俺が行き着いたのは、排除も仲良くもしない……。
そんな中、名代咲桜さんにも会えると聞いた。
奈木野先生からは、とても稀有な術式の持ち主で、一度は途絶えていたとされる血筋のものだと聞かされている。
気になって色々調べたら、その術式は所謂不死の様なものだそうだ。
そんな素晴らしい人と知り合えるのは、物凄く光栄で、とても興味がある。
そして今、そんな名代さんと2人きり。
名代さんは思っていたより賑やかな人だった。
今も、福岡に来るまでの話や、今回の任務のこと…
エトセトラエトセトラ…
いろんな話を俺にしている。
「それで─────。あ。ごめんね。私ばっかり話しちゃった」
名代さんは、しまった!という顔をして、それからほんのり頬を染めポリポリと頬をかいた。
「結木君が話しやすいから、いっぱい話しちゃった」
「いえ。名代さんの気が紛れるまで話してもらって結構です」
「あ!敬語!タメ口タメ口!」
「あーーーー。ごめん」
「ううん。急には難しいよね……ねぇ。せっかくだし結木君の話しようよ」
「え?俺の?」
「うん!結木君は、なんで呪術師になったの?…あ。話したくなかったら無理にはなさなくていいよ」
花の様に笑う名代さんを見ていると、自然と彼女に対して心が開く。
「──俺の家は術師の家庭じゃなくて、俺だけが突然術式に目覚めたんだ。それで、その呪力の影響かなにかで、家に呪霊が寄り付いて引きこもってたら、奈木野先生がそれを祓ってくれて、外に出られた。それから、俺は奈木野先生から呪力の使い方を学んだんだ」
今でもその時の光景が鮮明に浮かぶ。
華麗に呪霊を祓う奈木野先生の背中が、俺には救世主に見えたんだ。
「じゃぁ結木君にとって奈木野先生は、とっても大事な人なんだね!だとしたら、福岡分校がなくなっちゃうのは、物凄く悲しいね」
「……福岡分校がなくなったら、京都校に行く話が出たんだけど……」
「サキちゃんがヤダって?」
「よくわかったな」
サキちゃんならそう言うかなぁって微笑む名代さんに俺の心がポっと温かくなった。
福岡分校は竜胆さんと俺の2人だけだから、同級生の女子といえば竜胆さんだけだ。
竜胆さんは勝ち気で、サバサバしていて女の子と言うより、男勝りだ。
それに比べ名代さんは、花のように艶やかに微笑み、女の子の可愛らしさを具現化したみたいな人だ。
名代さんが分校生だったらなぁ……。
ありもしない妄想に気づけば僕は胸を躍らせていた。
続く
奈木野先生からは同じ学生同士切磋琢磨して仲良くするようにとお達しがあるが………。
虎杖悠仁と吉野順平とは心を開く気になれない!!!
だって虎杖悠仁は呪の王両面宿儺を宿していて、吉野順平は元呪詛師で、しかも呪霊と仲良くしていた時期もあったそうだ。
そんなの呪術規定違反だ!
なのに、そんなことないように振る舞わなければいけないなんて!!
呪術規定は絶対なのに!!
でも奈木野先生の指示を蔑ろにできない。
そんな俺が行き着いたのは、排除も仲良くもしない……。
そんな中、名代咲桜さんにも会えると聞いた。
奈木野先生からは、とても稀有な術式の持ち主で、一度は途絶えていたとされる血筋のものだと聞かされている。
気になって色々調べたら、その術式は所謂不死の様なものだそうだ。
そんな素晴らしい人と知り合えるのは、物凄く光栄で、とても興味がある。
そして今、そんな名代さんと2人きり。
名代さんは思っていたより賑やかな人だった。
今も、福岡に来るまでの話や、今回の任務のこと…
エトセトラエトセトラ…
いろんな話を俺にしている。
「それで─────。あ。ごめんね。私ばっかり話しちゃった」
名代さんは、しまった!という顔をして、それからほんのり頬を染めポリポリと頬をかいた。
「結木君が話しやすいから、いっぱい話しちゃった」
「いえ。名代さんの気が紛れるまで話してもらって結構です」
「あ!敬語!タメ口タメ口!」
「あーーーー。ごめん」
「ううん。急には難しいよね……ねぇ。せっかくだし結木君の話しようよ」
「え?俺の?」
「うん!結木君は、なんで呪術師になったの?…あ。話したくなかったら無理にはなさなくていいよ」
花の様に笑う名代さんを見ていると、自然と彼女に対して心が開く。
「──俺の家は術師の家庭じゃなくて、俺だけが突然術式に目覚めたんだ。それで、その呪力の影響かなにかで、家に呪霊が寄り付いて引きこもってたら、奈木野先生がそれを祓ってくれて、外に出られた。それから、俺は奈木野先生から呪力の使い方を学んだんだ」
今でもその時の光景が鮮明に浮かぶ。
華麗に呪霊を祓う奈木野先生の背中が、俺には救世主に見えたんだ。
「じゃぁ結木君にとって奈木野先生は、とっても大事な人なんだね!だとしたら、福岡分校がなくなっちゃうのは、物凄く悲しいね」
「……福岡分校がなくなったら、京都校に行く話が出たんだけど……」
「サキちゃんがヤダって?」
「よくわかったな」
サキちゃんならそう言うかなぁって微笑む名代さんに俺の心がポっと温かくなった。
福岡分校は竜胆さんと俺の2人だけだから、同級生の女子といえば竜胆さんだけだ。
竜胆さんは勝ち気で、サバサバしていて女の子と言うより、男勝りだ。
それに比べ名代さんは、花のように艶やかに微笑み、女の子の可愛らしさを具現化したみたいな人だ。
名代さんが分校生だったらなぁ……。
ありもしない妄想に気づけば僕は胸を躍らせていた。
続く
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