医務室ランチ(with家入硝子)
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今も硝子さんに頼まれて、鼻歌を歌いながら医務室の掃除中。
「どうだ?掃除終わったか?」
用事で離れていた硝子さんが帰ってきた。
私は使い終わった雑巾を洗っていた手を止めて硝子さんの方をみて「丁度今終わったところですよ」と伝える。
「ほっぺに汚れ、付いてるぞ」
「あっ…」
ポッケからハンカチを取り出すと、硝子さんが「貸してみな」って汚れがついているところを拭いてくれた。
「ありがとうございます。硝子さん」
「まるでシンデレラだな」
「え?…」
「いや。気にするな。……それより腹減っただろ。ご飯にしよう」
硝子さんが大きめのコンビニ袋を掲げたから、私は机に2個椅子を向き合うように出した。
硝子さんは机にオムライスと、パスタ、いちごミルクのパック、お酒、あとプリンに、ケーキを置いていく。
「わぁ!いっぱい!お腹ペコペコだったんです!ありがとうございます」
「よく働いてくれてるからな…さぁ食べよう」
椅子に座りいただきますと言ってから手を付ける。
硝子さんはパスタを食べる前にまずはお酒。
ごくごくと喉を鳴らしてお酒をお腹に入れていく。
「はぁ…やっぱりお酒だな」
「美味しいですか?」
「うまいよ。咲桜も大人になればわかるさ」
「じゃぁ20歳になったら、最初に硝子さんと呑みます!」
「ははっ。そこは吉野とじゃねーの?」
順平君の名前に私はポッと頬が紅くなるのがわかった。
硝子さんにはよく恋愛相談、って言ってもノロケだけどよく聞いてもらってる。
「じゃぁ、3人で呑みましょう…」
「そーだな」