進学校と年上(with1年ズ+吉野順平)
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「てか、吉野が伏黒の次に点数いいのが信じられないんだけど?しかも吉野、テスト前咲桜と出張行ってたでしょ!なのに二人していい点取ってるの、むかつく」
釘崎さんのターゲットが僕に移った。
えーーー!なんで?!
困惑していると、伏黒君が「釘崎とは頭の出来が違うんだよ」って何故か火に油を注ぐ。
や、やめて伏黒君。
「はぁーー?!」
「知らねぇのか。吉野先輩と、名代先輩が通ってた里桜高校は進学校だぞ」
「進学校?何それ」
首を傾げる悠仁に伏黒君は続ける。
「進学校は、大学進学率が100%で偏差値が65以上の学校だ。つまり賢いってことだよ」
「すっげー!順平と咲桜!天才じゃん!」
羨望の眼差しで僕らをみる悠仁。
うわぁ。すごい恥ずかしい。
「いや、天才じゃないよ」
「それと、吉野先輩と名代先輩は、俺らよりも学年は一つだ」
伏黒君の言葉に、釘崎さんと悠仁の目が点になる。
「は?てことはホントなら2年ってこと?」
「え?順平と咲桜は俺らより年上?」
「うん。あれ?悠仁に言ってなかったっけ」
「聞いてねー!ぁあ!だから伏黒は順平と咲桜のこといっつも先輩って言ってんのか…なるほどー!今理解した」
「ちょっとちょっと。でもなんで二人は1年にいんのよ。ほんとなら2年なんでしょ?」
釘崎さんの疑問に咲桜が答える。
「うん。ほんとなら2年生に編入だったんだけど、呪術のことよくわかんないし、それに虎杖君が1年生だってこと五条先生から聞いて、虎杖君と同じ学年がいいよねって順平君と話して、特別に1年生にしてもらったんだ。呪術のことも沢山勉強できるからね!」
そう、咲桜の言う通り、僕らはほんとなら2年生に編入する予定だった。
だけど、まだ呪術のイロハもわかってない僕らは、いきなり2年生に編入することに戸惑いを覚えた。
そして悠仁が1年生と言うことを聞いて、僕らは迷わず1年生への編入を求めたんだ。
今考えたら、2年生を選んでも、真希さんや狗巻先輩、パンダ先輩がいるからそれはそれで楽しかったと思う。