思い出す②(with七海建人+吉野順平)
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体をゆさぶられて、目が覚めると、上半身を起こした順平が心配そうに咲桜を見ていた。
いつの間にか眠ってしまった様だ。
「随分うなされてたけど…大丈夫?」
「……うん……大丈夫…」
浮かない顔をする咲桜の手に、順平は自分の手を重ねた。
「手…冷たいね。…ずっとここにいてくれたの?」
「うん…気づいたら寝てたの」
「そっか……家入さんって…もうすぐ帰ってくる?」
「ううん。今日は夕方に戻るって言ってたよ」
順平はベッドの端によって横のスペースを開けた。
「ここ、きていいよ」
空いたスペースを手で叩き、咲桜を招くと、そこに彼女がやってきて、一緒に横になった。
順平は咲桜がすっぽり埋まるように布団を被せる。
「寒くない?」
「うん。すごく温かい…順平君も温かい」
順平の身体にひっつき、おでこを胸につける咲桜の背中を順平はさすった。
「咲桜、いつもありがとう。君が僕の事を想ってくれてるから、僕は頑張れるんだよ…ここにいるのも、頑張れるのも全部咲桜のおかげだよ」
順平の言葉に咲桜は首を振った。
そんな咲桜のつむじに順平はキスをする。
「僕には謙遜しないで。僕はほんとにそう思ってるんだから…」
布団の暖かさと、順平の優しい言葉に包まれて、咲桜はゆっくりと頷いた。
おわり
いつの間にか眠ってしまった様だ。
「随分うなされてたけど…大丈夫?」
「……うん……大丈夫…」
浮かない顔をする咲桜の手に、順平は自分の手を重ねた。
「手…冷たいね。…ずっとここにいてくれたの?」
「うん…気づいたら寝てたの」
「そっか……家入さんって…もうすぐ帰ってくる?」
「ううん。今日は夕方に戻るって言ってたよ」
順平はベッドの端によって横のスペースを開けた。
「ここ、きていいよ」
空いたスペースを手で叩き、咲桜を招くと、そこに彼女がやってきて、一緒に横になった。
順平は咲桜がすっぽり埋まるように布団を被せる。
「寒くない?」
「うん。すごく温かい…順平君も温かい」
順平の身体にひっつき、おでこを胸につける咲桜の背中を順平はさすった。
「咲桜、いつもありがとう。君が僕の事を想ってくれてるから、僕は頑張れるんだよ…ここにいるのも、頑張れるのも全部咲桜のおかげだよ」
順平の言葉に咲桜は首を振った。
そんな咲桜のつむじに順平はキスをする。
「僕には謙遜しないで。僕はほんとにそう思ってるんだから…」
布団の暖かさと、順平の優しい言葉に包まれて、咲桜はゆっくりと頷いた。
おわり