思い出す(with七海建人)
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「虎杖君。ここは私に…」
動揺する男子の肩に手を置いて、眼鏡の男性は咲桜のパーソナルスペースを侵さない場所に立ち、視線が同じ高さになるようにしゃがみこみ、咲桜を見た。
「はじめまして…私は、七海建人といいます。貴女は?」
「……名代……咲桜……です」
「……名代さん。貴女はここの学生ですか?」
「……はい…」
「……怪我はしてませんか?」
「してません……」
「…それは良かった……」
七海は悠仁を見て、それからまた咲桜の方を見た。
「彼は虎杖悠仁君と言います……吉野君の友人です」
「……」
「色んな事が合って混乱しているでしょう。…吉野君の身体の状態も心配です…私達のところで診てもらいませんか?」
「私達の…ところ?」
「えぇ。東京都立呪術高等専門学校と言うところです」
「東京都立…じゅ、じゅじゅ?」
「呪術高等専門学校…他の学校とは少し風変わりな学校です。私達はそこからきました」
「……先生?…」
「私は教員ではありません。学校関係者です」
咲桜は七海をじっと見つめた。