思い出す(with七海建人)
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宿儺が医務室を出ていった後、部屋には静寂が戻った。
咲桜は、順平が眠るベッドの傍に丸椅子を置いて座った。
規則正しく呼吸をする順平をじっと見つめる。
右目にかかる前髪を手で優しくはらった。
長いまつ毛に白い肌、口紅でも塗ったかのような唇に咲桜は口づけをした。
唇を離した時、咲桜の頭に"あの時"の事が再生された。
あの時とは、順平が里桜高校を襲撃し、真人によって人間ではない何かに変えられた時である。