第12話/公開準備
夢小説設定
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「ごめんごめん。で、彼女とはどこまでいったの?」
「勿論キスはしたよな?」と秋人は順平に耳打ちをした。
順平はプロジェクターをいじっている手を止めて、秋人に顔を向け、口をパクパクさせる。
「バッ…バカッ」
「ほーん。その様子だと…」
「誰にも言うなよ!絶対!」
「言わん言わん!約束する!でっ。やっぱり付き合ったのは、あの撮影の日?」
「そうだよ」
「やっぱりな!いい感じだったもんなぁ」
ニタニタ笑う秋人に、順平はため息をつきながら「口を動かすより、手を動かせよ」と注意すると、彼は「ごめんごめん」とヘラヘラ笑って順平の作業を手伝う。
5分殆ど二人の間に会話がなかったが、突然秋人は思い出したように、声を出した。