第11話/はじめての
夢小説設定
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棚にあるDVDから順平君は恋愛映画を取って、ベッドを背もたれにして座る。
私はその隣に座って、二人で息抜きの映画を見る。
映画を見ていると、思いが通じ合った男女がキスをするシーンに入った。
えーっと、なんかその、凄く激しくない?…
激しくなっていく男女のシーンに少し視線を外すと、順平君が私の肩を抱いた。
わあぁ!!
恥ずかしい!
「咲桜……こっち向いて」
「え?」
振り向くと、お互いの鼻先が当たりそうな距離。
至近距離で順平君と視線が合って、鼓動が走った時以上に早くなる。
「ねぇ…キス…しよっか」
「え…あっ……」
「嫌…?」
私が首を振ると、順平君の顔がどんどん近くなる。
私は唇が重なる前にゆっくり目を瞑った。