第11話/はじめての
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「咲桜?…どうしたの?ニヤニヤして」
「ぇ?」
「課題…終わったの?」
「う…ううん」
順平君は持っていたシャーペンを置くと、左肘をついて私をじっとみた。
「ふーん。じゃぁ…課題しなくて、僕のこと見てたんだ」
「う…うん」
「なんで僕のこと見てたの?」
「…え?…うんと…それはぁ」
言うの恥ずかしくて戸惑ってると、順平君が笑って「なんか疲れたし、休憩がてら映画でも見よっか!」って伸びをした。