第2話/映画作成
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放課後順平は映画研究会に顔を出した。
映画研究会は週2回で開催して、今日は今週初めの活動である。
部員は、順平を入れ3名のこじんまりした部活動だが、部室にはどこから集めてきたのかと言われそうなぐらい、沢山のDVDが置かれている。
3人で映画のことを話すのも、もう何度かの事。
いつものように映画の話をしていると、自分たちで映画を作ってみないか。
という話になっていった。
「けど…男子だけっていうのもなぁ」
一人の部員がそう言って天井を仰いだ。
そうだなぁ。
男子だけの映画なんてむさ苦しいし、なんていったって部員も少ないし…
順平以外の部員はああでもないこうでもないと話している。
「とりあえず女子がいるわ」
「いい人いる?」
一人の部員が順平を見ると、もう一人も同じ様に順平に目をやった。
「そうだな……あ」
いた、いい人が…
そう、昨日一緒に映画を見に行った彼女なら。
「いるよ。いい人が…」
「え?!ほんとかよ!?」
「え!女子?」
「うん。女子」
「まじか!じゃぁ声かけてくれよ!」
「わかった…声かけてみるよ」