第9話/相思相愛
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「真っ赤だよ」
「だっ、だって…」
「だって?」
「だって…順平君が、キス…したから…」
徐々に声が小さくなって視線を合わせない咲桜が、なんだか可愛くて、また僕は抱きしめた。
さっきよりもぎゅっとね。
「咲桜…僕と付き合ってくれる?」
咲桜は僕の腕の中で何度も頷いた。
あぁ、今すごく幸せだなぁ。
咲桜の頭を撫でると、サラサラと髪の毛が指の間をすり抜けて行く。
そのたびに甘くて心地良い香りが肺に入ってきて、どうにかなりそう。
もう少しこのままでいたいと思ってたけど、急にドアが開いて、僕は慌てて咲桜から離れた。
ドアの方をみると、そこには秋人が立っていた。