第8話/花火
夢小説設定
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「順平君?」
頭の上から考えてた人の声が聞こえて変な声がでる。
「……っ咲桜!?」
「ごめん…驚かせちゃった?」
咲桜は困ったように笑いながら僕の隣に座った。
咲桜が座った瞬間、甘いいい匂いが鼻腔をくすぐって、顔がほころぶ。
ああ秋人が言ってた顔が緩んでるってこのことかぁ。
「で…話ってなぁに?」
「へ?」
「え?」
話?なんのことって顔をしてたら、咲桜が教えてくれた。
「井川君から順平君が話があるって呼んでくれたんだけど…?違った?」
首をかしげる咲桜が可愛いと見惚れてる場合じゃなかった。
秋人の奴め。
花火を楽しんでる部員の中から秋人を見つけると、こちらを見ていて、ニヤニヤ笑ってそれからガッツポーズをしてる。
はぁ…。
もう……。
ありがたいのか、なんかのか…。
でもここで何かしら話をしておかないと、せっかく二人っきりになれたんだから。