第8話/花火
夢小説設定
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「あと、ここだけの話咲桜ちゃんは今のところ告白されても全部断ってんだってさ…その理由が好きな人がいるんだって、誰だろーね咲桜ちゃんの好きな人って」
ニヤニヤしながら僕をみる秋人に「からかうなよ」と小突いた。
秋人はケラケラ笑って立ち上がって、お尻についた汚れをはらうと「順平の友人である俺からのアドバイスだ」とニヤリと笑う。
「当たって砕けろ!」
「砕けてどーするんだよ!」
「何もしないよりマシだろ?それに砕けたら…まぁ慰めてやるよ」
だから頑張れ、と秋人は花火を楽しむ部員達に紛れて行った。
当たって砕けろか…。
ため息が出る。
秋人が言うように咲桜がモテてるのは知ってたけど、まさか好きな人がいるなんて…。
誰だろ。
もしかして伊藤!?
咲桜の好きな人って…。
いやいやいや。