第7話/ハンカチ
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「え…私に…?…中見てもいい?」
「うん」
私は紙袋から、綺麗に包装された薄い箱を取り出して、綺麗にその包装をといていく。
箱を開けると、ハンカチが入っていた。
「これ…」
思わず顔をあげて順平君を見ると、耳が真っ赤に染まっていた。
「この前、鼻血で駄目にしちゃったから…」
「買ってきてくれたの?」
コクリと頷く順平君。
「好みじゃなかったら捨てて」
「そんな!すごく可愛いし、大事に使うよ」
私は箱を閉めて紙袋の中に入れた。
あぁ、すごく嬉しい。
衝動で抱きついそうになるのを抑えて、順平君にお礼を言わないとね。
「順平君ありがとう…まさかプレゼントしてくれるなんて思ってもなかったから嬉しい…」
「喜んでもらえてよかったよ。じゃぁまた明日」
「うん。また明日」