第5話/買い出し
夢小説設定
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体中の血液がすごい速さで循環してる。
心臓が走ってるときみたいにバクバクする。
ドアガラスに写る私の顔。
すごく真っ赤…。
誰にも見られなくないから、うつむいておでこを順平君の胸あたりにつけた。
あ…順平君もすごく鼓動が速い…。
順平君の匂いやっぱりいい匂いする。
香水なんて順平君持ってるんだなぁ。
センスある匂いで好き。
でも私は香水なんてつけてない順平君の匂いも好き。
男の子なのに、柔軟剤のお花の匂いがするの。
あ…。
今腕の力少しだけ強くなった?
はぁ…。
ずっとこのままだといいのに…。
降りる駅は次の駅かぁ…。
私は電車の揺れに紛れて順平君の服の裾を掴んだ。
続く