最終話/海月【BADEND√】
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咲桜が真人に、無為転変で化け物に変えられた時、僕は怒りに飲み込まれ暴走した。
悠仁に止めてもらわなかったら、自分の命までも殺めていたかもしれない。
その後、僕は悠仁の勧めもあって、打倒真人精神で高専に入学した。
入学当初は、呪詛師として活動したことによる罰則を受けたけど、その後は任務とかも任せてもらえて呪術師としての信頼も獲得できた。
咲桜と母さんのお葬式と火葬は高専でしてもらった。
焼け残った咲桜の骨の形は、人間の骨の形をしていなかった。
それでも、咲桜の骨には変わりない。
そう言い聞かせて骨壷に入れたのを今でも覚えてる。
その後、悠仁の中にいる宿儺に色んなこと聞いた。
宿儺が言うには、咲桜は稀有な血筋で、その先祖は呪術師が活躍した時よりも昔に存在し『鬼道師』と呼ばれ、治癒や占い、
先祖は卑弥呼の血を引いているとか。
呪力の継承者は同じ容姿、同じ声、同じ香り、そして同じ名前を持つ女子と決まっているみたい。
その血筋の証として翡翠の勾玉と、様々な術が書かれた書物を継承するようだ。
前に、咲桜が見せてくれたものがそれに当たるんだろう。