第4話/およばれ
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咲桜は僕に手を振ってから家に入っていった。
家の中から「ただいま!今日ね!」と咲桜が楽しそうに親に話している声が聞こえて、僕は思わず微笑んだ。
夜道、独りで帰路についていてもずっと咲桜が頭の中にいた。
目をキラキラさせてたり、太陽の様に眩しく笑っていたり、眉を下げて瞳を潤ませたり……
コロコロと変わる表情。
咲桜が愛おしくてたまらない。
もっともっと咲桜を知りたいと思うし、咲桜と同じ時間を過ごせればどれほど楽しいか…
嗚呼。
そうか…
僕は咲桜の事好きなんだな。
夜空を見上げるとなんだか今まで見たことのないほど綺麗に思えた。