第26話/奇人【BADEND√】
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朝、カーテンから漏れる日差しに目が醒めた。
すぐ隣には、気持ちよさそうに眠っている咲桜がいる。
昨日から咲桜は僕の家に泊まっていて、朝から彼女の顔を見れるのが嬉しい。
僕は彼女のサラサラな髪の毛を撫でた。
「咲桜。朝だよ」
「んんん」
咲桜は僕のパジャマを掴んで眉を潜めながら身体を丸めた。
「あと5分だけ…」
そんな咲桜が可愛くて、僕は了承してしまう。
そしてその間に咲桜の観察をする。
長いまつげに、日焼けのない肌。
何度もキスをしたくなる唇。
ああ起きたらキスをしたい。
今、してしまおうか…。
なんて考えてると咲桜が目を醒ました。
「おはよう順平君」
「おはよう…咲桜。頬の傷、綺麗になくなったね」
「ね!なんか不思議!傷が出たり、治ったり…綺麗に治ってよかったぁ」
猫が伸びをするみたいに身体をぎゅーっと伸ばしたと思えば、不意にキスをされた。
びっくりした!
なんて言えば「目が覚めたでしょう?」ってクスクス笑う彼女。