第24話/映画館
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時間が、止まった気がした。
彼女は真っ黒な瞳を大きく揺らして、僕を見つめた。
そして、僕も彼女を見つめた。
何週間ぶりに見た彼女の顔は、頬に引っ掻き傷があるけれど、やっぱり綺麗で可愛くて、それでもって愛おしい。
女神様がこの世にいるのならば、多分それは彼女だと僕は思った。
僕の体が自然と彼女の方へ動き出した時、彼女は狐を見つけた兎の様に、身体をビクリと反応させて、慌てて出入り口へと向かっていった。
僕は座席においたカバンを取って、彼女とはワンテンポ遅れて出入り口へと向かった。
エントランスで彼女を見つけるのは容易だった。
彼女の後ろ姿を見つけて僕は、彼女に
第25話/声をかけた【BADEND√】
第25話/声をかけれなかった【HAPPYEND√】
へ続く