第20話/邪智暴虐
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その【いつか】は案外早くにやってきた。
今日も、映画研究部の部室でいつものメンツと、酒を飲んだりするはずだったのに、部室には吉野と、他の男子二人いた。
確かそのうちの一人は井川、だったか…。
まぁなんでもいいけどさ。
「なに勝手に使ってんの?」
俺の威圧で吉野以外は出ていったけど、アイツは……。
俺に盾突きやがった。
片目だけで俺のことを見つめる眼。
その瞳は気持ち悪いほど澄んでいて、咲桜の笑顔を映してる生意気な瞳。
俺は力いっぱいに吉野を突き飛ばして、床に落ちたDVDを踏んだ。
「足、どけて……。それ、持って帰るから」
突き飛ばされて、尻もちついてダセーのに、俺に楯突く吉野。
「吉野ちゃーん。咲桜と付き合ってるからって、チョーシ乗ってね?」