第17話/身体検査
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順平君から『奪った』紙にまさかあんな事が書いていただなんて…。
今は…。
お風呂を上がって順平君の部屋にいる。
照明を落して、お互い背中合わせでベッドに入ってる。
順平君の部屋の時計の秒針がやけに大きく聞こえる。
あぁすごく緊張して、眠れない。
一度、順平君と『そういう事』になったことがある。
最後まではしなかったけど…。
その時のことが頭をよぎる。
順平君と蕩けるようなキスをしたこと。
息が持たないほどのキス。
そんなことを考えると体の中心が熱くなる───。
私は寝返りをうって背を向けている順平君に抱きついた。
ビクリと跳ねる順平君の体。
「どっ…どうしたの?…咲桜」
「この前の…」
「え?…」
「この前の続き…したいな?」
突然体が仰向けになる。
暗くてよく見えないけど、視線の先には順平君がいる。
仰向けになった私を覆いかぶさるように順平君がいる。
「……ほんとに…?」
「うん…順平君としたい…」
私は手探りで、順平の頬に触れた。
「順平君……すきだよ…大好き」
順平君に私の初めてをあげる。
だから順平君の始めても私にちょーだい。
順平君のちょっとだけカサついた唇が私の唇に触れた。
続く